導入・選定ガイド

ホワイトボックススイッチ特集【第2回】

「ホワイトボックススイッチ」を賢く活用し、4つのメリットを手に入れる

文◎坪田弘樹(編集部) 2016.09.02

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

FacebookやGoogleといった超巨大クラウド事業者以外でも、導入機運が高まっているホワイトボックススイッチ。今回は、ホワイトボックスの基本的な使い方とその導入メリットを整理する。

 

図表は、ホワイトボックススイッチの使い方を示したものだ。

ホワイトボックススイッチは一度OS/ソフトをインストールした後も、必要ならOSを変更したり、OS上で稼働するアプリケーションを開発して機能を追加することもできる。その際に一からすべて開発する必要はなく、既存のOSをカスタマイズして足りない機能を補ったり、他システムとのインテグレーション部分だけを開発することも可能だ。

 


図表 ホワイトボックススイッチの活用方法
図表 ホワイトボックススイッチの活用方法


 

従来型スイッチの場合、別のOSの機能を使いたければスイッチを買い直す必要があったが、ホワイトボックススイッチなら、ハードは継続して用いながら中身だけ替えることができる。もちろん、逆にハードを替えて、OS/ソフトを継続して使うことも可能だ。

ハードとソフトのライセンスが紐付いていないため、不要になった方を捨てたり、入れ替えたり、機能を追加することが柔軟にできる。ベンダーロックインを排除し、ユーザー主導でライフサイクルをコントロールできるようになるのだ。

“壊れたら取り替える”で十分このようにハードとソフトの依存性がないことが様々なメリットを生み出す。

1つは、常に最適なハード性能とソフト機能を選択し、組み合わせて使えることだ。従来型スイッチでは適用する場所によってどうしても“余計な機能・性能”が生じがちだった。ホワイトボックススイッチなら、機能・性能をネットワーク全体で最適化できる。

2つ目はコスト削減だ。上記のように、目的に応じて必要十分な機能・性能を持つハード/ソフトが選択できることで導入コストを低減できるが、効果はそれだけではない。むしろ注目すべきは、運用コストの削減効果にある。

これまで高機能なネットワーク機器は、24時間365日対応のオンサイト保守のような手厚いサポートを付けて、壊れたら迅速に修理して使い続けることを前提としてきた。ホワイトボックススイッチではその前提が変わる。つまり、ソフト機能は使い続けながら、ハードは壊れたら代替機に交換することが可能になるのだ。

OSが入っていない安価な予備機を用意しておけば、稼働中のハードが壊れた際に、予備機に取り替えてソフトをインストールするだけで済む。壊れたハードはゆっくりと修理するか、あるいは捨てて高性能なものに買い替えてもいい。高額な保守費を支払う必要はなく、低額なセンドバック保守で事足りるのだ。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

nec1710
ipswitch1710
yamaha1711

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTと宇宙
<Part 1>衛星画像で超広域IoT
<Part 2>これが未来の衛星通信だ
<Part 3>センチメーター級測位がIoTを変える

◆京セラコミュニケーションシステム 黒瀬社長「Sigfoxで世の中は変わる!セルラーIoTとは別世界だ」 ◆働き方改革で用途広がるPBX/ビジネスホン ◆導入後に困らないWi-Fiを作ろう ◆“タフな無線”でドローン操縦 ◆「IoT自販機」を地域の見守り拠点に

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
次世代SPS2017_B

スペシャルトピックス

Office 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため
NWを見直すべき10のポイント

実際の失敗例をもとに、ネットワークの見直しのポイントを整理する。

無線LAN APだけで電子証明書も運用可能に 運用管理を容易化する工夫も満載!無線LAN APだけで 電子証明書も!

ヤマハのAPは内蔵コントローラ で複数のAPを統合管理できる。セキュリティ機能も充実だ。

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御 ワイヤレスIPSをお求めやすい価格で!「見えない脅威」にさらされている
無線LANをどう守る?

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御するワイヤレスIPSを手頃な価格で!

オンプレミス型のPBX/ビジネスフォンは“時代遅れ”では決してない。

機械学習/AIを使った自律運用型ネットワークをArubaは提案する。

ウォッチガードなら「導入運用の容易性」と「強固なセキュリティ」を兼ね備えたWi-Fi環境が手に入る。

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

4~6人程度の会議に最適なロジクールのビデオ会議「MeetUp」とは?

ヤマハ独自の音声処理技術が、臨場感あふれる会議を実現する。

注目が集まるCASBのメリットを活かすには、運用負荷を軽減する仕掛けが不可欠だ!

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション
iot16
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます