クラウドグループウェア導入で「遅延を経験」した企業は3割

A10ネットワークスは2017年1月11日、クラウドグループウェアの利用動向に関する調査結果を発表した。「一都三県の100億円以上の売上のある上場企業150社」のネットワーク担当者にヒヤリングしている。

これによると、すでに46%の企業がクラウドグループウェアを導入していることが分かった。最も導入が多かったのはOffice 365で、導入企業の約3分の1が利用している。

首都圏上場企業150社におけるクラウドグループウェア導入状況

クラウドグループウェアには様々なメリットがある一方、社内ネットワークへの負荷が増大し、アプリケーションの遅延や社内ネットワーク全体のパフォーマンス低下が発生する可能性もある。

今回の調査では、クラウドグループウェアを導入していると回答した企業のうち、約3割の企業がクラウドグループウェアおよび利用中のアプリケーションの遅延を経験していた(12%)。また、「将来の遅延の発生を懸念している」企業も全体の23%にのぼっている。

クラウドグループウェア導入企業の、遅延発生と懸念に対する状況

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

FEATURE特集

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。