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5G New Radioに対応可能、エリクソンがアンテナ一体型Massive MIMO基地局

文◎藤井宏治(IT通信ジャーナリスト) 2016.09.26

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エリクソン・ジャパンは2016年9月21日、記者説明会を開催。5Gの新しい無線方式(New Radio)にも対応可能な無線装置「AIR 6468」を中心に、8月31日に発表された基地局装置の新しいラインナップを紹介した。

同社が2017年に投入するAIR 6468は、縦1m、横50cm、厚さ16cmの板状の筐体に、アンテナ素子と無線ユニット(RU)が一体化したモジュールを送信・受信用に各64個搭載するMassive MIMO対応の基地局装置。基地局から離れた場所に設置したベースバンド・ユニット(BBU、無線制御装置)と光ファイバーで接続して集中制御を行うC-RAN構成で利用する。BBUに「5Gプラグイン」というソフトウェアを導入すれば、5Gの実現技術の1つ「Massive MIMO」に対応するのが大きな特徴だ。周波数は、日本や米国、欧州などで利用されている2.5GHz帯(バンド41)をサポートする。

 

 

AIR 6468の概要
AIR 6468の概要

 

Massive MIMOは、超多素子アンテナにMIMO技術を適用して高速・大容量化を図る技術の総称である。AIR 6468では、(1)送受信に16本のアンテナを利用して現行のLTEの8倍の伝送能力を実現する「16×16MIMO」や、(2)ビームフォーミングを利用して端末ごとに独立した伝送路を設定し大容量化を実現する「マルチユーザーMIMO」などを実現可能だ。

Massive MIMOについては、日本ではソフトバンクが9月に商用化しており、今年後半から来年にかけ、欧米などでも導入が本格化していくものと見られている。AIR 6468はこうした海外市場の動きをにらんで投入されたものだ。

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