IDC Japanによると、企業内ソーシャルネットワーキングシステム(社内SNS)の利用率は16.5%であることが分かった。IDC Japanが従業員数10人以上の企業ユーザー1058社に行った調査に対して、854社が回答した。
16.5%の内訳だが、「全従業員が参加し利用」は5.7%、「特定の部署やプロジェクトでのみ利用」は10.8%で、「2012年調査からほぼ変化して」いないという。また、社内SNSの利用意向がないユーザー企業の60%以上は、その理由として「利用目的が不明確である」ことを挙げている。
このように社内SNS市場は黎明期にあるものの、IDC Japanでは「今後の市場開拓余地がある」と見ているという。
企業内ソーシャルネットワーキングシステムの利用状況 |