【ダイヤオフィスシステム】iPhone×名刺管理でさらに進化したワークスタイル

オフィスソリューションをトータルに提供しているダイヤオフィスシステム。同社はiPhone 5をはじめとするスマートフォンを従来から積極的に活用しているが、名刺管理システムも最近導入。営業活動のさらなる効率化など、ワークスタイルの一層の進化に貢献しているという。

オフィス探しから内装、ネットワーク、事務機器まで――。オフィスに関わるあらゆる要望にワンストップで応えるトータルオフィスソリューションプロバイダーのダイヤオフィスシステム。三菱商事の子会社としてスタートした経緯から三菱グループ系列の顧客が多いが、2012年度グッドデザイン賞を受賞した「タワーレコード 平和島オフィス」など、グループ外の企業からの評価も高い。

「お客様の従業員の方々が長い時間を過ごされるのがオフィス。気持ちよく過ごせるオフィス空間をいかに作り上げるかということに力を入れて活動している」とダイヤオフィスシステム 管理本部 経理部 情報システムチーム チームリーダーの日高寛明氏は語る。

ダイヤオフィスシステムの本社ロビー
ダイヤオフィスシステムの本社ロビー

快適なオフィスを実現するため、営業部門やカスタマーサービス部門の担当者は日々飛び回っているが、彼らの外出先での活動を支えているのがiPhone 5をはじめとするスマートフォンである。

「将来的にはすべてiPhoneにする方向で検討」

ダイヤオフィスシステムがスマートフォンを活用し始めたのは2年ほど前から。同社では、従来から営業部門とカスタマーサービス部門などにフィーチャーフォンを配布しており、グループウェアやSFA(営業支援システム)などを利用していたが、「スマートフォンのほうが情報量は多いし、使い勝手もいい」という社員の声に応えるかたちでスマートフォンへの切り替えを開始した。

毎月の通信費を比較すると、スマートフォンのほうがフィーチャフォンよりも高い。このため、コスト面がネックでスマートフォンへの切り替えを躊躇している企業も少なくないようだが、ダイヤオフィスシステムでは「仕事の効率が全然違う」(日高氏)と考えたという。

その考えは導入から約2年が経った今も変わらない。数値化こそしていないが、「コスト以上の効果は間違いなくある」と日高氏は話す。現在、社員約150名のうち約130名に配布していた携帯電話すべてがスマートフォンに入れ替わっている。

最初に導入したスマートフォンはAndroidだった。「当初は、すべてAndroidに統一しよう」と計画していたという。しかし、一部社員から強い要望があったことから、iPhone 5も採用。現在はiPhone 5が約40台、Androidが約90台という構成だが、「iPhoneのほうが安定性に優れ、社員からの評判もいいことから、将来的にはすべてiPhoneにする方向で検討している」そうだ。

ちなみに、ダイヤオフィスシステムが導入しているスマートフォンのキャリアはすべてKDDI。10年以上前、それまで使っていたPHSを携帯電話に変える際に、各キャリアの通信エリアと品質を徹底比較したうえでKDDIを選定して以来、ずっとKDDIを利用しているという。

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