MMD研究所は2011年1月21日、UQコミュニケーションズのWiMAXサービス「UQ WiMAX」、イー・モバイルのDC-HSDPAサービス「EMOBILE G4」、NTTドコモのLTEサービス「Xi」について、地域別の実測比較調査結果を発表した。
合計20の全国主要都市で行われた同調査では、UQ WiMAXが一部の地域を除いて、ドコモとイー・モバイルを実測値で上回る結果となった。昨年12月から始まったドコモのXiについては、「次世代高速通信モード(LTE)のサービスエリアはまだ実用レベルとしては物足りない感はあるが、3Gモード(HSPA)への切り替えを含めて比較すると、イー・モバイルG4のエリア、スピードに迫る結果となっている」とMMD研究所はしている。
また、同研究所は調査時の所感として、「USBを接続してから回線接続までの時間を比較すると、時間にして数秒の差ではあるが『UQ WiMAX』が最もストレスなく快適に接続できた」と報告している。
各エリアにおける調査結果一覧(出典:MMD研究所) |