企業ネットワークの「フラット化」で“悪夢”から管理者を解放!?――ジュニパーが「Juniper Unite」を発表

ジュニパーネットワークスは2015年12月9日、クラウド対応の新しいエンタープライズネットワークアーキテクチャ「Juniper Unite」と、これを実現するためのソリューション群を発表した。ファブリック技術やクラウドで提供されるセキュリティサービスなどにより、企業ネットワーク管理者を“尽きない悪夢”から解放するという。

アンチウィルスやサンドボックスをクラウドで提供「セキュア」のほうは、大きく3つの柱からなっている。

まずは、セキュリティ管理ツールの「Security Director」の機能強化だ。統計情報をビジュアルで表示可能な31種類のウィジェットの好きなものをダッシュボードに並べられたり、どこからの攻撃が多いかをマップ上にグラフィカルに可視化したり、アプリケーションの可視化をグラフィカルに行えるなどの機能強化が実施された。

Security Directorの機能強化点
Security Directorの機能強化点

まったくの新ソリューションとなるのは、「Sky Advanced Threat Prevention」だ。これは、クラウドベースの脅威防御&インテリジェンスサービス。アンチウィルス、サンドボックス、C&Cサーバーと通信している端末の通信のブロックが行える。

Sky Advanced Preventionの概要
Sky Advanced Preventionの概要

Sky Advanced Threat Preventionが利用可能なのは、この日発表されたSRXの新シリーズである。SRXはルーティング、スイッチング、セキュリティの機能をオールインワンで備えたサービスゲートウェイで、以下のラインナップが発表された。

新しいSRXとSky Advanced Threat Prevention、そして管理ツールのSecurity Directorによって、本社から支店まで一貫したポリシーで高いセキュリティを実現できるというわけだ。

SRXの新シリーズの概要
SRXの新シリーズのラインナップ

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