【佐川印刷】iPhone/iPadによる業務効率化が社内外にもたらす好影響

愛媛県松山市で印刷業を営む、佐川印刷。新しいニーズに応え続けてきた同社の業務現場では、KDDIのiPhone 5とiPadが活用されている。コミュニケーションの迅速化など顧客へのメリットを向上させたほか、Apple TVとの連携など社内での活用も進み、その効果は拡大の一途をたどっている。

紙だけではなく、あらゆるコミュニケーション分野のソリューションプロバイダになる。それが、「Your Communication Partner」という言葉に佐川印刷が託した想いだ。

印刷業を営み始めて60年以上。急速に広まるデジタルメディアに押され、紙媒体への需要は伸び悩んでいる。そこで佐川印刷が取った戦略は、新たなメディアやデバイスと戦っていくのではなく、コミュニケーションプラットフォームという大きな視点で新デバイスを取り込んでいくことだった。

コミュニケーションのプロとして積極的に新デバイスを活用

いち早くWebに対応し、EコマースやWebを通じたリクルーティングを支援。動画メディア時代の到来も敏感に感じ取り、動画を取り入れたプロモーションやプレゼンテーションの作成にも乗り出した。その佐川印刷がいま力を入れているのがスマートデバイスの活用だ。

スマートフォンやタブレットは、プライベートでもビジネスでも当たり前のように使われている。「私たちは、これらのデバイスを効果的に活用したプロモーション、コミュニケーションの提案をしていかなければならない。そのためにはまず、自分たちが普段から活用し、感覚を身につけなければならない」と、佐川印刷 代表取締役社長 佐川正純氏は語る。

佐川印刷 代表取締役社長 佐川正純氏
佐川印刷 代表取締役社長 佐川正純氏

スマートフォン、タブレットともに、様々なメーカーから色々なOSを搭載した製品が発売されている。その中から、IT分野の仕事にも携わった経験がある佐川氏が選んだのはiPhone 5とiPadだった。「誰が持ってもオシャレに見えるというのは、私たちの業界では重要なポイントです」と笑いながら理由を語るが、もちろん機能面からも深く検討を行なった結果の選択だ。

UIが分かりやすく、誰にでも使いやすいこと。App Storeからしかアプリケーションをインストールできず、セキュリティリスクが少ないこと。この2つが、iPhone 5、iPadを選んだ最大の決め手となっていた。

先に導入したのは、iPadだった。その後、携帯電話もiPhone 5へと切り替えていき、今では外出の多い営業担当者はiPhone 5とiPadの両方を持ち歩いている。

現在はauの3G/LTE回線を使ってiPhone 5、iPadを活用している佐川印刷だが、以前は携帯電話もiPadも他キャリアの3G回線を利用していた。「iPadを導入するにあたり、当時は選択肢が存在しなかったから」(佐川氏)というのが、その理由だ。

その後、通信キャリアを選べるようになり、iPhone 5導入を機に通信キャリアをauに統一。「地域に根差した営業網を持ち、ユーザーの声を親身に聞いて改善策を提案してくれるauの姿勢に共感した。他キャリアからは感じられなかった、ビジネスパートナーとしての信頼を感じたのがauを選んだ理由」だと、佐川氏は言う。

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