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AI/IoT、ビデオで働き方“プロセス”を改革 ―― NECネッツエスアイはオフィスをどう変えたのか

文◎坪田弘樹(編集部) 2018.02.16

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NECネッツエスアイは2018年2月15日、本社の営業・SEのオフィスをリニューアルしたと発表した。AIやIoT、ビデオ等を活用する最新ソリューションの実証モデルを組み込み、働き方の“プロセス”を抜本的に改革することが目的という。同日に都内で開催したプライベートイベント「Customer’s Fair 2018」でそのオフィス改革の手法が展示されていたので紹介しよう。


働き方の“プロセス”を見直す――。

今回のオフィスリニューアルでNECネッツエスアイがフォーカスしたのは、会議や調整、報告といった業務プロセスの抜本的な見直しだ。目標として、圧倒的なスピードと新しいアイデアを生み出し続ける組織文化の構築と、社内業務時間の半減を掲げる。

活用するのは、AIやIoT、クラウドといったデジタルトランスフォーメーション(DX)技術だ。これにより、社員一人ひとりが最適な人や情報に迅速にアクセスできるようにする。一例が、離れたオフィス空間をつなぐ“常時接続”型のビデオコミュニケーションだ。


離れた拠点をビデオ会議の仕組みで常時接続し、“空間”同士をつなぐ「SmoothSpace」


上は、NECネッツエスアイが提供する「SmoothSpace」のデモだ。仕組みとしては大画面のテレビ会議だが、使い方が一般的なテレビ会議とは違う。

いわゆる会議室に置くのではなく、オフィスの一角に設置して“つなぎっぱなし”で使うのだ。離れた空間を常時接続することで、用があるときには気軽に呼びかけて話ができるようになる。他拠点・フロアの状況や雰囲気を理解することも容易だ。

また、オフィス内のオープンスペースにあるため、Smooth Spaceの前で行っている議論に他の社員が参加してきたり、逆に、画面の向こうを通りがかった人を呼び止めてミーティングに参加させるといったことも自然に行われているという。同じオフィスにいるような人のつながりができるというわけだ。そうした効果を狙い、NECネッツエスアイのオフィスには、あちこちにオープンなミーティングスペースと大小様々なモニタが設置されている。

ユニークなのは、遠く離れた拠点同士をつなぐだけでなく、同じビル内のフロア間でも、こうした仕組みを導入していることだ(下図表)。営業のフロアとSEのフロアを常時ビデオでつなぐことで、営業が吸い上げてきた顧客ニーズを迅速にSEと共有し、ソリューション提案や開発に活かす狙いだ。




オフィスリニューアルのイメージ


もちろん、社外の顧客企業やパートナー企業との間でもビデオは活用されている。NECネッツエスアイは、PCやスマートデバイスとWebブラウザだけで利用できるクラウドサービス「Zoom」を利用しており、顧客やパートナーは特別な機器・装置を導入することなく接続できる。

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