NTT西が京都でLPWAの実証実験――産業廃棄物の収集効率化 

NTT西日本グループは、エックス都市研究所、シンク・アンド・アクト、NISSHAとの協力のもと、LPWAネットワークや多様なセンサーを活用して、産業廃棄物の効率的な収集を検証する実証実験を京都府内で開始した。

複数の排出事業者および収集事業者も含めたステークホルダー全体をつなぐIoTプラットフォームを構築し、廃棄物処理のコスト削減を目指す。京都府による2017年度「IoT・スマート産業廃棄物削減対策事業」の取り組みの一環となる。

実証実験では、産業廃棄物の保管量が分かるセンサーを設置し、センサーの通信環境を整備。収集したセンサーの情報を活用して最適な収集運搬ルートを提示するシステムを導入する。

システム全体概要図

センサー設置イメージ図

このシステムをもとに、保管場所の環境に応じたLPWAと3Gの比較検証したり、都度回収から「実需連動型回収」にすることによる処理費用の削減効果・Co2排出量削減効果などを検証するという。

実験の期間は2017年10月20日から2018年3月30日まで。NTT西日本グループが実証実験で必要になるシステムやネットワークサービス一式を提供し、NISSHAがLoRaWANを使った廃棄物量計測センサーの設計・開発・設置などを行う。

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