ニュース

京セラが決算説明会を開催――コミュニケーションは通信モジュールとLPWAに注力

文◎村上麻里子(編集部) 2017.11.01

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

京セラは10月31日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)決算説明会を開催した。

 
 京セラの谷本秀夫社長

上期は情報通信や自動車向けの部品が好調で、売上高は前年同期比13%増の7383億4500万円で上期としては過去最高を記録。営業利益は同105.7%増の695億500万円と約2倍となった。

下期も引き続き部品需要の拡大が予想されることから、通期予想を上方修正した。通期の売上高は同9.6%増の1兆5600億円、営業利益は同29.1%増の1350億円を見込んでいる。

京セラは今年4月以降、事業セグメントを「産業・自動車用部品」「半導体関連部品」「電子デバイス」からなら部品事業、「コミュニケーション」「ドキュメントソリューション」「生活・環境」からなる機器・システム事業に「その他」を加えた7つに変更。各セグメントごとに、事業拡大に向けた取り組みを行っている。

 
 7つのセグメントに分類し、各セグメントごとに事業拡大に取り組む

コミュニケーションのセグメントで注力しているのが、通信モジュール事業とLPWAネットワーク事業の2分野だ。

通信モジュール事業については、車載向けモジュール開発で培った通信技術を今後成長が期待されるLPWA(Low Power Wode Area)に応用・展開する。

その第1弾として今年8月に発表した「IoTユニット」は、温度や湿度、気圧など8つのセンサーとアンテナ、電源、バッテリーを内蔵する手のひらサイズの製品。LTEネットワークを活用するLPWA規格のLTE Cat.M1(LTE-M)とNB1(NB-IoT)をサポートするため、カバーエリアが広い点を特徴とする。
谷本秀夫社長は「発表以来、多くの引き合いがある。通信キャリアと一緒に、農業など様々な部にゃでサービスを構築していきたい」と語った。

 
「IoTユニット」は発表以来、多くの企業から引き合いがあるという

LPWAネットワーク事業では、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が今年2月に「Sigfox」のサービスを開始した。

データセンターや基地局の設置保守などで培ったエンジニアリング力を活かし、2018年3月に全国主要都市、2019年3月に人口カバー率85%、2020年3月に同99%までエリアを拡大する計画。

エリア整備と併せてパートナー企業の開拓にも取り組んでいる。このうちミツウロコクリエイティブソリューションズ、NECと組み、国内初のSigfoxを使ったLPガス検針・配送サービスを2018年以降に開始する予定だ。

 
 Sigfoxはパートナー企業の開拓も強化している

Sigfoxは2020年度に通信料金の売上高100億円を目標としている。だらなる売上拡大に向けて「ソリューションによる付加価値を考えていきたい」(谷本社長)という。

スペシャルトピックスPR

nec1711
hpearuba1711
watchguard1711

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTと宇宙
<Part 1>衛星画像で超広域IoT
<Part 2>これが未来の衛星通信だ
<Part 3>センチメーター級測位がIoTを変える

◆京セラコミュニケーションシステム 黒瀬社長「Sigfoxで世の中は変わる!セルラーIoTとは別世界だ」 ◆働き方改革で用途広がるPBX/ビジネスホン ◆導入後に困らないWi-Fiを作ろう ◆“タフな無線”でドローン操縦 ◆「IoT自販機」を地域の見守り拠点に

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
次世代SPS2017_B

スペシャルトピックス

Office 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため
NWを見直すべき10のポイント

実際の失敗例をもとに、ネットワークの見直しのポイントを整理する。

無線LAN APだけで電子証明書も運用可能に 運用管理を容易化する工夫も満載!無線LAN APだけで 電子証明書も!

ヤマハのAPは内蔵コントローラ で複数のAPを統合管理できる。セキュリティ機能も充実だ。

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御 ワイヤレスIPSをお求めやすい価格で!「見えない脅威」にさらされている
無線LANをどう守る?

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御するワイヤレスIPSを手頃な価格で!

オンプレミス型のPBX/ビジネスフォンは“時代遅れ”では決してない。

機械学習/AIを使った自律運用型ネットワークをArubaは提案する。

ウォッチガードなら「導入運用の容易性」と「強固なセキュリティ」を兼ね備えたWi-Fi環境が手に入る。

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

4~6人程度の会議に最適なロジクールのビデオ会議「MeetUp」とは?

ヤマハ独自の音声処理技術が、臨場感あふれる会議を実現する。

注目が集まるCASBのメリットを活かすには、運用負荷を軽減する仕掛けが不可欠だ!

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション
iot16
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます