総務省が組織再編、サイバーセキュリティ課を新設

BUSINESS NETWORK編集部

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総務省は2017年8月29日、組織の見直しを発表した。

「情報通信国際戦略局」の名称を「国際戦略局」に変更するとともに、その所掌事務に総務省の国際関係事務の総括を追加する。インフラシステムの海外展開について、情報通信分野だけでなく、統計、行政相談制度なども含め、総務省所管分野全体を効率的・効果的に実施できる体制を整備するのが狙いだ。

「情報流通行政局」の組織も見直す。まず情報流通行政局の所掌事務として、総務省全体のサイバーセキュリティの確保に関する事務の総括を追加し、「サイバーセキュリティ課」を新設する。また、従来、情報通信国際戦略局にあった「情報通信政策課」を移管し、情報流通行政局がIoT政策を一元的に推進する体制を整備する。

これらの組織見直しに関する総務省組織令の一部改正は本日閣議決定されており、9月1日に施行される予定。このほか、行政評価局と管区行政評価局等の組織見直しも10月1日に施行される。

再編後の組織体制
再編後の組織体制

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