ウォッチガード、暗号化トラフィック処理を高速化した新セキュリティアプライアンス

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2017年8月23日、セキュリティアプライアンス「Firebox M Series」の新モデル「Firebox M370/M470/M570/M670」を発表した。

M470/M570/M670は、暗号化Webトラフィックの処理に最適化されているのが特徴。独立系テストラボのMiercomの検証では、競合製品と比較し、約3倍の処理スピードを達成したという。また、ポートを追加できる拡張スロットを用意し、4x10Gb Fiber、8x1Gb Copperまたは8x1Gb Fiberのネットワークモジュールを利用できる。

新モデルすべてに共通した特徴は、AES-NIとCaveCreekクリプトアクセラレーションを備えたIntelプロセッサを新たに採用したことだ。これにより、全セキュリティ機能を有効にした状態での暗号化トラフィックのインスペクション時のパフォーマンスが向上したという。例えば、M370はMiercomの検証において、HTTPSのフルインスペクションのスピードが他社を94%上回ったとのこと。

Firebox M370/M470/M570/M670
Firebox M370/M470/M570/M670

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