ワイヤレスジャパン2017/ワイヤレスIoT EXPO 2017【SIGFOXブース】EnOceanと組み合わせて冷蔵庫・冷凍庫をモニタリング――ボタン「SIGFOX PUSH タグ」も展示!

SIGFOXパートナーのアイ・サイナップは、EnOceanとSIGFOXを組み合わせたソリューションを展示している。複数台の冷蔵庫・冷凍庫のセンサーデータを、一度「EnOceanゲートウェイ」に集約してからSIGFOXでデータを送信することで、通信にかかるコストパフォーマンスを追及する。

アイ・サイナップが展示ブースで紹介しているのは、冷蔵庫・冷凍庫のモニタリングソリューションや、SIGFOXで通知するボタン「SIGFOX PUSHタグ」だ。

まず、冷蔵庫・冷凍庫のモニタリングでは、冷蔵庫・冷凍庫の外側にEnOceanのモジュールを、冷蔵庫の中に温度・湿度・光・接点信号を収集できるセンサーを設置する。EnOceanのモジュールとセンサーは細いケーブルでつながっている。

左下の白いデバイスが冷蔵庫・冷凍庫の外に取り付けるEnOceanのモジュールで、そこから出ている赤と白のケーブルの先端が温度・湿度などのセンサー。中央にある横長の緑色の基盤「EnOcean受信ユニット」では、EnOceanで集めたデータをSIGFOXで送信する

センサーのデータは一度、EnOcean受信ユニットを経由してSIGFOXでクラウドに送信される。こうすることで、「最大6台までの冷蔵庫・冷凍庫のデータを、1つのSIGFOX回線に集約することができ、大幅に通信コストを抑えられる」(アイ・サイナップ代表取締役社長の江藤潔氏)という。

次にSIGFOX PUSH タグだが、これはデバイス側に設置されたボタンが押されたら、押されたことをセンシングして通知する機能だ。同社は、「トイレSOS」「見守りPUSH」「宅配PUSH」など、具体的な利用シーンを想定したボタンを展示。それらのボタンと一緒に来場者アンケート用のボタンを置き、実際にSIGFOXに関するアンケートをとっている。

左側にぶら下がっている3つのデバイスがボタン「SIGFOX PUSH タグ」で、右にあるのはSIGFOXの汎用ユニット
展示会場で実際に来場者アンケートをとっている

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