富士フイルム、携帯電話で社内情報を閲覧・入力できる「Keitai Remote イントラアクセス」を提供開始

富士フィルムは2010年8月23日、携帯電話から社内のWebシステムにアクセスし、業務関連情報の閲覧・入力などが行える新サービス「Keitai Remote イントラアクセス」の提供を開始した。

PC用に構築されたWebシステムを携帯電話から利用する場合は、表示画面のレイアウトが崩れて操作性が低下したり、通信容量のオーバーにより一部が表示されないといった問題が起こり、携帯電話から利用する場合には専用サイトのシステム構築・運用が必要になる。この問題を解決するため「Keitai Remote イントラアクセス」に、同社独自の画像処理技術を応用した携帯電話専用ブラウザ「GT-Browser」搭載した。

GT-Browserは、PC用に構築されたイントラWebの各ページを、携帯電話の機種別に最適な画面表示になるよう画像を変換する。日ごろPCで使い慣れた画面イメージのままで、レイアウトを崩さずに携帯電話上で閲覧できるという。さらに、イントラWebの操作用インタフェース情報を携帯電話へ送信することで、携帯電話の画面上でイントラWebの各コンテンツのボタン操作やテキスト入力なども可能にしている。

「Keitai Remote イントラアクセス」でイントラWebを利用した際の画面イメージ(出典:富士フィルム)

本サービスはSaaS型で提供され、新規ハードウェアの購入や、携帯電話専用サイトのシステム構築・運用が不要となる。また、国内の主要3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)に対応しており、現在利用している携帯電話を交換することなく利用できる。

なお、販売はユーザーライセンス方式にて行われ、価格は契約するライセンス数に応じて異なる。

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