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国内IoT市場、2020年には11兆円規模――成長分野は農業・小売・スマートグリッドなど

文◎business network.jp編集部 2017.02.21

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IDC Japanは、国内IoT市場における2016年のユーザー支出額の見込値は5兆270億円で、2021年には11兆237億円に達するという市場予測を発表した。

同社によれば、2016年時点で市場の多くを占めるのは製造業、運輸/運輸サービス、官公庁、公共/公益の分野。また今後、特に高い成長が期待される分野は、農業フィールド監視、小売店舗内個別リコメンデーション、院内クリニカルケア、スマートグリッド、テレマティクス保険、ホームオートメーション、スマートアプライアンスだ。

国内IoT市場の力強い成長の背景には、2020年の東京オリンピックに向けた景況感の上向きや法規制、支援策の変化などが影響している。しかし2020年以降もITベンダーがIoTビジネスで継続的に成長するためには、ユーザー企業に対して新たなユースケースやビジネスモデルを立ち上げていく必要があるという。

IDC Japan コミュニケーションズ シニアマーケットアナリストの鳥巣悠太氏は、「企業がIoT分野における『デジタルトランスフォーメーション(DX)』を通じエンドユーザーに価値あるサービスを提供する上で、ITベンダーは企業からの要望に受身で対処するだけでなく、自らが率先してビジネスモデルを提案することが求められる」と述べている。

国内IoT市場 支出額予測、2016年~2021年

・2016年は見込み値、2017年~2021年は予測値。
・折れ線は各年における前年比の成長率を表す。


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