東アジアと米国を最短距離で中継する「BBIX東京第6センター」が開設

ソフトバンクグループでインターネットエクスチェンジ(IX)事業を行うBBIXは、「BBIX東京第6センター」を開設し、2017年4月からIXサービスの提供を開始すると発表した。

東京第6センターは、ソフトバンクが千葉県南房総市に所有する海底ケーブル陸揚げ局「ソフトバンク丸山国際中継所」にBBIXが新たに設置するIXセンターだ。グローバルなビジネスを手がけるISPやクラウドサービス事業者、データセンター事業者、企業などを対象に、顧客間での大容量トラフィック交換を行うための相互接続を実現する「IXコネクトサービス」を提供する。

「BBIX 東京第6 センター」利用イメージ

丸山国際中継所は、東アジアとアメリカ合衆国西海岸を結ぶ大圏航路上にあるため、アジアでも有数のハブ中継局として多くの海底ケーブルが陸揚げされている。

今回、東京第6センターと東京都内5カ所のIXセンターを100Gbpsの広帯域回線で直接接続することで、太平洋を横断してのトラフィック交換を希望する米国、香港、シンガポールのインターネット事業者は、東京第6センターで国際間接続IXサービスを利用しての相互接続が、確実かつ効率的に可能となり、接続品質の向上とコスト削減が見込まれるという。

初期費用や月額料金は個別問合せとなる。

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