企業ネットワーク最前線

ソフトバンクのLPWA戦略とは? 「IoTの先頭を突っ走る」

文◎唐島明子(編集部) 2017.01.05

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

LPWAへスピーディーに対応するなど、IoTの分野で存在感を発揮しているソフトバンク――。同社は、LoRaWANをはじめとするIoTビジネスに積極的に取り組み、モバイルキャリアの1位を目指すという。

 

「アグレッシブにやってこそソフトバンク。孫正義会長を筆頭に、他のキャリアを圧倒するスピード感で、IoTの先頭を突っ走る」(ソフトバンクの沓野剛氏)

IoT向け無線ネットワークとして期待が高まる「LPWA(Low Power Wide Area)」─。国内大手3キャリアの中でスタートダッシュを決めるのはソフトバンクだ。

同社は先般、2016年度内に免許不要の周波数帯域(アンライセンスバンド)を利用するLPWAの「LoRaWAN」を提供開始すると発表した。

ソフトバンク
(右から)ソフトバンクのサービスプラットフォーム戦略・開発本部プラットフォーム戦略統括部戦略部部長を務める中島裕司氏、同戦略部戦略1課課長の沓野剛氏、同戦略部戦略1課の板垣睦敏氏


LoRaWANの魅力は展開スピードとオープンさ「NB-IoTでは、『今、IoTをやりたい』という声には応えられない。現在使える技術で、ベストのIoTソリューションを実現するためだ」。LoRaWANの提供を決めた理由について、ソフトバンクの中島裕司氏はこう説明する。

免許が必要な周波数帯域(ライセンスバンド)を利用する「NB-IoT」や「カテゴリM1」は、2016年6月に3GPP(移動通信の国際標準規格を策定する業界団体)のRelease 13で標準化されたばかり。技術検証や国内の法整備などを経て、実際に利用できるようになるのは、2018年になると見られている。それまでの時間的空白を埋めることが、ソフトバンクがLoRaWANを採用した最大の目的だ。

ただし、LoRaWANに匹敵しうる現在利用可能なLPWAは、2017年2月からサービスが開始される「SIGFOX」に加え、米Ingenuの「RPMA」、Sensus(センサス)の「FlexNet」など、他にも存在する。

数ある選択肢の中から同社がLoRaWANを選んだ理由は「オープンさ」にあるという。

「LoRaWANは、オープンでエコシステムが大きい。すでに400社以上がLoRaアライアンスに参加しており、3GPPに近い形でオープンに仕様を決めている。数多くの企業がセンサーを作り、幅広いユースケースに対応できるようになることが見込まれるため、LoRaWANを採用することにした」(沓野氏)

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

nec1710
ipswitch1710
yamato1708

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】セルラーLPWAでGO!
●LTE-MとNB-IoTの違い/●世界のセルラーLPWA商用展開マップ/●注目セルラーLPWA事例 ほか

◆[インタビュー]NTTドコモ 執行役員 大野友義氏「対話型AIであらゆる生活を革新」 ◆LTEコードレス「sXGP」- 自営PHSから自営LTEへ ◆OTTも参戦!海底ケーブル市場の今 ◆ネットワーク監視ツール ◆働き方改革で拡大する法人スマデバ

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

4~6人程度の会議に最適なロジクールのビデオ会議「MeetUp」とは?

ヤマハ独自の音声処理技術が、臨場感あふれる会議を実現する。

注目が集まるCASBのメリットを活かすには、運用負荷を軽減する仕掛けが不可欠だ!

ヤマトの総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」で様々な付加価値!

RADIUS内蔵APとの連携で無線/有線LANの両方でデジタル証明書認証

LPWAネットワークを自ら構築するなら、世界で豊富な実績を誇るキャリアグレードのActilityだ。

業界最高レベルのキャリア/サービスプロバイダ向けルータが登場する。

無線プロトコルスタック「SkWAN」搭載のLPWA基地局なら、1台で最大6400台のエンドデバイスを接続できる!

IBM Watsonが最適な活用方法や脅威対策を提供! 先進のPC/スマホ一元管理を実現する「IBM MaaS360」とは?

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション
ms
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます