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広がるNTT東日本のドローン活用、社内研修でパイロットの育成も

文◎坪田弘樹(編集部) 2016.10.26

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土砂災害や雪害によって断線したケーブルの復旧や、高所にある設備の点検にドローンを活用しているNTT東日本。アクセスネットワーク関連技術を展示するシンポジウム「つくばフォーラム2016」の展示から、その取り組みの現状と課題について紹介する。


NTT東日本は、災害復旧や橋梁添架路点検にドローンを活用している。

災害時に被災状況を確認したりケーブルの復旧に用いるほか、平常時にも、設備点検を行う作業員がドローンを飛ばして高所にある設備の状況をカメラ映像で確認するといった用途で役立てている。


NTT東日本が設備点検や災害時のケーブル復旧に活用しているドローン

用途に応じて市販機をカスタマイズ、独自ドローンの開発も
こうした作業では市販の小型ドローンを使用しているほか、実際の運用で出てきた課題を解決するため、市販品をカスタマイズしたりドローンを独自開発したりすることで用途の拡大にも取り組んでいる。例えば、墜落や接触を防止するために超音波センサーを取り付けたり、設備運営業務にドローンを活用するために調査・設備点検作業がしやすいサイズの機体を開発するといったものだ。

冒頭の写真は、河川をまたがってケーブルを敷設する際や災害復旧時に用いる独自開発型ドローンだ。通線紐を河川の対岸まで運んで投下するのに用いる。機体サイズは120cmで、1.2kgの荷重物を運ぶことができる。

なお、使い方としては、河川をまたがってケーブルを敷設する場合、①通線紐をドローンで対岸に運び、その後、②牽引ロープによってケーブルを引っ張り、③敷設するという3段階手順の①をドローンで行う。



重量物運搬用のドローン試作機


これをさらに進化させたのが、上の写真にある重量物運搬用のドローンだ。屋外で使われるメタルケーブルを“直引き”するために開発した試作機で、重量のあるメタル線を運んで直接通線させることが可能という。土砂災害などで通信網が破壊された場合の復旧に効果を発揮しそうだ。

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