「デジタル時代」の安全はこう守れ! ―― シスコが新たなクラウドセキュリティサービスを発表

今や、自宅や外出先からクラウドサービスを使って業務を行うことが当たり前になった。だが、そこで頭を悩ませているのがセキュリティ管理者だ。既存のセキュリティの仕組みを“飛び越えて”様々なアプリ/サービスを利用する従業員の活動をどう可視化し制御するのか――。シスコがその解決策となる新ソリューションを発表した。

内部対策が重要と言われるが、その「内部」の考え方、境界線の考え方が変わってきている――。

そう語るのは、シスコシステムズでセキュリティエバンジェリストを務める西原敏夫氏だ。在宅勤務や外出先のテレワーク/モバイルワーク環境から社内システムにアクセスしたり、直接インターネットにアクセスしてクラウドサービスを使うといった働き方が当たり前になり、セキュリティを担保するうえでの「内部対策」が従来以上に困難になってきている。


シスコシステムズ セキュリティ事業 セキュリティエバンジェリストの西原敏夫氏

企業がビジネスのデジタル化を進めるなか、そうした新しいICT利用形態に即したセキュリティ対策が求められるようになっている。

このニーズに応えるためシスコシステムズは2016年10月18日、企業のデジタル化を支えるソリューションとして、新たなセキュリティ対策製品/サービスを発表した。15年~16年にかけて買収したCloudLockならびにOpenDNSの製品をシスコのセキュリティ対策製品と統合・連携させたもので、「CloudLockプラットフォーム」「Cisco Umbrellaサービス」「Cisco Umbrella Orchestrator」の3つを、16年12月から順次発売する。


今回発表したシスコのクラウドセキュリティプラットフォームの全体像

「デジタル時代のセキュリティ」5つのキーポイント

これら新製品/サービスの発表に当たり西原氏は、「デジタルビジネスのセキュリティ対策」において重要なキーポイントを5つ挙げた。「可視性」「自動化」「レトロスペクティブ」「インテリジェンス」「クラウドセキュリティ」だ。

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