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光伝送もSDNの時代へ――インフィネラがSDNコントローラを発表

文◎太田智晴(編集部) 2016.09.01

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インフィネラ・ジャパンの
秋元正義氏(左)と金親義一氏

光伝送装置ベンダーのインフィネラが、SDNコントローラを発表した。アプリケーションもあわせて用意しており、光伝送ネットワークの帯域をオンデマンドで用意したり、光伝送の物理ネットワーク上に仮想ネットワークを構築するといったことが容易かつ迅速に実現可能になるという。

 

「データセンター内は、SDNが非常に花盛り。最近はビルや工場、電話局などでもSDNの導入が進んでいる。ところが、我々のレイヤ1という分野は、光のレーザーや受発光デバイスが必要でバーチャル化が難しく、SDN化が最も遅れている」

こう語るのは、光伝送装置ベンダーのインフィネラ・ジャパンでカントリー・マネージャを務める秋元正義氏だが、いよいよ光伝送ネットワークの領域でもSDN導入の動きが活発化していきそうだ。

光伝送装置ベンダー各社がSDNコントローラを提供し始めているからだ。インフィネラも8月31日にSDNコントローラ機能を含んだソフトウェアスイートである「Xceed Software Suite」を発表。今年第4四半期から提供を開始する。

 

Xceed Software Suite
Xceed Software Suiteの概要


光伝送ネットワークのSDN化のハードルを大幅に下げるSDNコントローラの提供は今回が初だが、インフィネラはこれまでからSDNに取り組んできた。SDNコントローラからの命令を、同社の光伝送装置が理解できるように通訳して伝えるネットワーク抽象化ソフトウェア「Open Transport Switch(OTS)」を以前から提供してきた。商用ネットワークでの導入実績もあり、PacnetがOTSを活用し、光伝送ネットワークのSDN化を図っている。

OTSは、Open Networking Foundation(ONF)準拠のSDNコントローラに対応するが、当然ながら、サードパーティのSDNコントローラはインフィネラの光伝送装置に最適化されているわけではない。このため、実際に導入して効果を得るためのハードルは、決して低いとはいえなかった。

しかし今回、インフィネラ自身がSDNコントローラを出すことで「ハードルが非常に下がった」(秋元氏)。

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