ネットギアの新L2スイッチ、低価格化を図りながら性能を向上

ネットギアジャパンは8月18日、レイヤー2スイッチ「XS708E-200AJS」を発売開始した。

これは、2013年3月から提供している「XS708E-100AJS」の後継機種。全ポート10ギガビットイーサネット対応は引継ぎ、さらに性能は向上させているが、価格は3万円安い16万円(税別、以下同)のアンマネージプラス・スイッチだ。

アンマネージプラス・スイッチとは、VLANやQoS、リンクアグリゲーションなど、中小規模のネットワークで必要とされる基本的な機能をアンマネージスイッチにプラスしたLANスイッチのことだという。アンマネージスイッチにコストを追加することで、これまでは高額なLANスイッチでしか対応していなかった機能が使える。

今回の新製品では、WebブラウザやWindowsで動作する無償専用ツールでVLANやQoS、リンクアグリゲーションなどの設定ができる。

VLANは、802.1QタグVLANとポートベースVLANを選択でき、対応VLAN数は従来機の64から128に増えた。10GBASE-Tのレイテンシーは2分の1以下になり、7μ秒未満から3μ秒未満に向上したという。

この他にも、ポートごとにブロードキャストフレーム転送のしきい値を設定できる「ブロードキャストストーム抑制」、ポートごとに11段階で通信速度を設定できる「レートリミット」、最大9000バイトのフレームに対応する「ジャンボフレーム」、マルチキャストを受信する必要があるポートだけにパケットを転送する「IGMPスヌーピング」、「ループ検知」、「ポートミラーリング」などの機能も備えている。

XS708E-200AJSの寸法は440×204×43 mm、重量は2.80 kg

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