トイレの空室をIoTでリアルタイム検索、レンジャーシステムズがサービス開始

レンジャーシステムズは2016年4月18日、リアルタイムトイレ空室検索サービス「トイレSearching」を5月30日から提供開始すると発表した。同社のIoTコネクティングサービス「monoコネクト」の第一弾となる。

トイレSearchingは、スマートフォンなどから近辺のトイレの空き状況をリアルタイムに確認できるサービスだ。オフィスビルや商業施設などが導入すれば、利用者はすぐに近辺の空室トイレを発見できるようになり、「危機的状況の回避やトイレの待ち時間や探す時間の解消が実現」できるという。さらに、施設管理者は、トイレの稼働状況を把握可能になり、施設環境の改善に役立てられる。

トイレSearchingの仕組みは次の通りだ。トイレの個室ドアにマグネット式のセンサービーコンを設置し、ドアの開閉状況をBluetooth Low Energy(BLE)で専用ゲートウェイに送信。専用ゲートウェイからはWi-Fi経由でサーバーに送信する。

トイレSearching

レンジャーシステムズが提供するのは、トイレ空室検索サービスを実現するためのセンサービーコンと専用ゲートウェイ、そして専用サイト用のCMS。価格はゲートウェイ1台とセンサービーコン3個、専用CMSライセンス一式がセットになった「初期セットパック」で2万5000円となっている。ゲートウェイは1台1万6000円、センサービーコンは1個3000円で追加できる。また、ゲートウェイ1台につき200円、センサービーコン1個につき100円の月額費用も必要だ。

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