映像配信の「GYAO!」がフォーティネットのファイアウォール導入

フォーティネットジャパンは2016年1月13日、無料映像配信サービス「GYAO!」のインフラに同社のファイアウォール「FortiGate-3700D」が採用されたと発表した。

GYAO!は、映画、ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリー、スポーツ、音楽PVなどを無料配信するサービス。ヤフーが、子会社のGYAOと協力して運営している。

スマートデバイスによるアクセス急増や、映像コンテンツのHD化に対応すべく、インフラ強化の必要に迫られていたというGYAO!。具体的には、Yahoo! JAPANのコンテンツ配信を行う関東・関西のデータセンターで、毎秒100万リクエストと800Gbpsのトラフィックを処理できるインフラが求められていた。

そこで映像配信インフラを刷新。インターネットの出入口でボトルネックが発生しないよう、ファイルウォールについても高性能が必要だったことから、FortiGate-3700Dを採用したという。FortiGate-3700Dはスループット160Gbpsで、4つの40GbEと28の10GbEを搭載する。GYAO!では、関東・関西のデータセンターにそれぞれ5組10台のFortiGate-3700Dを導入している。

FortiGate-3700Dが本格稼働を開始したのは昨年5月。ヤフー システム統括本部 サイトオペレーション本部 インフラ技術2部 部長の吉永伸司氏は、「本格稼動を開始してから半年以上が経過したが、システム使用率も上がることなく、大容量コンテンツ、大量のセッションに期待通りのパフォーマンスと安定性で応えてくれている」とコメントしている。

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