エフセキュアは、公衆無線LANのユーザーがパスワードなどの重要情報を簡単にハッキングされることを示すため、ロンドンで実証実験を実施。その解説ビデオを日本語テロップ付きで公開した。
今回のハッキング実験は、メアリー・ハニボール欧州議会議員、デイヴィッド・デイヴィス下院議員、ストラスバーガー上院議員の許可を得たうえで行われたもの。実験にはこの3議員も参加し、ハニボール議員はFacebookのユーザー名とパスワード、デイヴィス議員はペイパルとGmailのユーザー名とパスワードが抜き取られ、ストラスバーガー議員はVoIP通話を傍受された。
エフセキュアでは、今回の実験結果を踏まえ、公衆無線LANの利用にはリスクが伴うことを訴えると同時に、VPNソフトウェアによる暗号化を推奨している。