「UTM性能は他社の最大218%」、ウォッチガードが中小企業向け次世代FWを2機種発表

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2015年6月10日、中小企業向けの次世代ファイアウォール/UTMの新製品「Firebox M200」と「Firebox M300」を発表した。

最大ファイアウォールスループットは、M200が3.2Gbps、M300が4.0Gbpps。また、すべてのセキュリティ機能をオンにしてのUTMスループットは、M200が515Mbps、M300が800Mbpsで、「他社の同等レベルの製品と比較して最大218%」と同社はアピールしている。

さらに、HTTPSによる暗号化トラフィックの検査においても、「最大385%のスループットを実現」しているという。

Firebox M200とM300
Firebox M200とM300

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン 社長執行役員の根岸正人氏は、「国内ではマイナンバー制度の開始も近づいており、企業規模を問わず、セキュリティ体制の確立と強化は切迫した課題になっている。現在、中小企業の情報セキュリティに対する備えは万全ではなく、大企業と比較しても脆弱であると言わざるを得ない。この度のウォッチガードの新製品はまさに中小企業に特化しており、予算も管理者も不足がちといった中小企業の皆様の課題に応えられる」としている。

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