【ワイヤレスジャパン】エプソン販売のメガネ型ウェアラブルに長蛇の列

ウェアラブルデバイスは、私たちの生活やビジネスをどう変革していくのだろうか。実際に自身で体験してみようと、エプソン販売のブースには長蛇の列ができている。

エプソン販売のブースには、数々のウェアラブルデバイスが展示されているが、なかでも来場者からの人気を集めているのがメガネ型ウェアラブルデバイス「MOVERIO(モベリオ)」だ。実機を試そうと、長い行列ができている。

MOVERIOは、メガネのようにかけるだけで、目の前に320型相当の大画面映像が現れるウェアラブルデバイスだ。通勤時に大画面で映画などを鑑賞できる。また、MOVERIOは、本体にAndroid 4.0プラットフォームを搭載。地磁気/ジャイロ/加速度の各種センサーやGPS機能なども備えており、その利用シーンについては様々な可能性が広がっている。

エプソン販売のウェアラブルデバイス「MOVERIO」
エプソン販売のウェアラブルデバイス「MOVERIO」

説明員によると、MOVERIOは基本的にコンシューマ向けだが、「業務に使いたい」という引き合いも数多くの企業から寄せられているそうだ。

MOVERIOは、周囲の状況が透けて見えるシースルー構造を採用(外界光の透過率を変えることで、どれだけ透けさせるかを調整できる)。このため、例えば修理現場で目の前の機械を見ながら、修理方法を映像で確認するといった使い方などができる。さらに、一部のメガネ型ウェアラブルデバイスと違って、両目に映像を表示できるのも特徴だ。

エプソン販売では、MOVERIO専用のアプリストア「MOVERIO Apps Market」を開設しているが、ゲームなどに加えて、AR系などのビジネス向けアプリもだいぶ増え始めている。今後さらにビジネス向けアプリの開発が進めば、MOVERIOを業務に活用する企業も増えていくだろう。

MOVERIOの体験コーナーに列ができるエプソン販売のブース
MOVERIOの体験コーナーに列ができるエプソン販売のブース

このほか、エプソン販売のブースでは、脈拍を計測すして脂肪燃焼に最適な運動量に調整できる腕時計型ウェアラブルデバイス「PULSENSE」、ゴルフクラブのグリップに取り付けてスイングの解析を行う「M-Tracer」などが展示。ウェアラブルの“最先端”を体感できる。

PULSENSE(左)とスマートデバイス用連携アプリの画面
PULSENSE(左)とスマートデバイス用連携アプリの画面

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