ニフティは2015年5月11日、クラウドサービス「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」の展開を開始すると発表した。その第一弾として、「ニフティクラウドMQTT」のβ版の提供を同日からスタートした。
MQTT(MQ Telemetry Transport)は、IoT/M2Mに特化したプロトコル。HTTPと比較して、通信量やメッセージ送受信時のバッテリー消費量を大幅に抑えることができる。
ニフティクラウドMQTTを活用すると、自社でシステムを構築することなく、MQTTを活用したメッセージ発行が行える。MQTTブローカーへのメッセージ発行は、専用ダッシュボードからのクリック操作のみで可能。QoSなどの機能も用意する。β版の利用料金は無料だ。
ニフティでは今後、データストリーミングやデータ分析/可視化などの機能も順次提供していく予定だという。
ニフティクラウドIoTプラットフォームの展開イメージ |