企業ネットワーク最前線

ヤマハAPで無線LAN環境を構築した理由「高密度での安定性が決め手に」

文◎坪田弘樹(編集部) 2015.03.03

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

ヤマハ製の無線LANアクセスポイント
「WLX302」

フライトシステムコンサルティングは、50人規模のオフィスで日常的に100台超のモバイル端末が稼働する高密度環境において、安定した無線接続を確保するためにヤマハの無線LAN製品を導入した。安定性と価格のバランスが決め手となった。


スマートデバイスでクレジットカード決済ができるモバイル決済システム「Payment Meister(ペイメント・マイスター)」を開発・販売するフライトシステムコンサルティングは2014年、東京・渋谷区の本社オフィスの無線LAN環境を刷新した。

Payment Meisterは、iPhoneを使ってクレジット決済ができる国内初のシステムとして2010年9月から販売を開始した(現在はiPad、Windows 8にも対応)。各種クレジットカード/銀行カードに対応し、iPhone/iPadと連携するリーダー端末「Incredist(インクレディスト)」も開発。スマートデバイスさえあればどこでも決済が可能になるソリューションとして、数百~数千店舗を展開する大手流通小売業をメインに顧客を増やしてきた。大規模導入の一例として、ソフトバンクショップで利用されている。


Payment Meister
フライトシステムコンサルティングは、iPhone/iPad、Windows 8タブレットでクレジット決済が行える「Payment Meister」を開発・販売する。各種のクレジットカード/銀行カードに対応したリーダー端末「Incredist」(右)も独自に開発している

 

1人平均3台のモバイルを活用

情報システムの受託開発、スマートデバイス向けアプリ開発を生業とする同社では、ほぼすべての社員がノートPCのほかにiPhone等のスマートフォンを持ち歩き、複数のモバイル端末を常に利用している。また、商品開発・検証に用いるiPad、Windows 8タブレットも数十台ある。

代表取締役社長の片山圭一朗氏は「無線LANにアクセスする端末は1人平均3台くらい。約50人が働くオフィスに150台ほどのモバイル端末があり、日常的に100台以上が動いている」と話す。

多数のモバイル端末が密集する、いわゆる「高密度」な環境にあるが、これを2台の無線LANアクセスポイント(無線LAN AP)で収容している。


代表取締役社長の片山圭一朗氏
代表取締役社長の片山圭一朗氏。CTOも兼務し、顧客企業で起きたネットワーク障害時の調査・復旧作業に関わることも多いという


使っているのは、ヤマハ製のIEEE802.11n対応無線LAN AP「WLX302」だ。5GHz帯/2.4GHz帯のデュアルバンド対応で、小規模オフィス・店舗向けの製品ながら、1台で最大100接続をサポートする性能を備える(5GHz帯/2.4GHz帯それぞれ最大50接続)。

このWLX302は、無線LANコントローラ機能を内蔵しており、最大16台を1つのグループとして管理できる特徴も持つ。1台の「コントローラAP」が他の無線LAN APに共通設定を配信してグループ全体を制御できるのだ。2台のWLX302を1つの共通SSIDで運用し、社員はアクセス状態を何ら意識することなく、トラフィックを振り分けている。「導入後約1年が経つがトラブルはまったくない」という。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

atmark1712
yamaha1710
softbank1710

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】つながるクルマが「移動」を変える
     モビリティIoT革命


◆[インタビュー]シスコ鈴木専務「IoTの幻滅期をいち早く経験したシスコは他社の1年先を行く」 ◆920MHz帯“大混雑時代”の対応策に ◆LPWAで地域活性化に挑む藤枝市 ◆handyがホテルの客室電話を変える ◆ネットワークセキュリティの新常識 ◆IoTルーター/ゲートウェイの最新トレンド

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

サクサ中小企業も容易にセキュリティ対策

サクサのUTM「SS5000」は、コンパクトながら充実機能。外部だけでなく内部の脅威にも対応できる。

Office 365ADCでOffice 365通信の課題解決!

Office 365通信の課題であるプロキシ/FWの負荷増大と運用の複雑化を一気に解決するのがADCだ。

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンネットワークとPCを同時に守る!

ウォッチガードはNW防御にエンドポイントでのセンサー技術を組み合わせ、包括的で効果的な対策を実現!

サイバーリーズンAIで攻撃の兆候をリアルタイム検知
既知だけでなく未知の脅威も防御

AIを活用した独自分析技術で、悪意ある振る舞いを検知するEDR製品。

パロアルトネットワークスGTP-C/GTP-Uのセキュリティ強化
次世代FWをモバイル網に適用

携帯電話事業者のネットワークは次世代ファイアウォールが守る。

NECマグナスコミュニケーションズPHS/ISDNからLTEへ簡単移行!

「マルチキャリアで冗長化したい」「シリアルI/Fなど既存環境に手を加えたくない」といった声に応える。

アットマークテクノ柔軟な拡張性・出荷実績30万台の
安心感の日本製IoTゲートウェイ

ASEAN中心に認証を取得で、IoTシステムの海外展開にも便利だ。

Office 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため
NWを見直すべき10のポイント

実際の失敗例をもとに、ネットワークの見直しのポイントを整理する。

無線LAN APだけで電子証明書も運用可能に 運用管理を容易化する工夫も満載!無線LAN APだけで 電子証明書も!

ヤマハのAPは内蔵コントローラ で複数のAPを統合管理できる。セキュリティ機能も充実だ。

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御 ワイヤレスIPSをお求めやすい価格で!「見えない脅威」にさらされている
無線LANをどう守る?

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御するワイヤレスIPSを手頃な価格で!

オンプレミス型のPBX/ビジネスフォンは“時代遅れ”では決してない。

機械学習/AIを使った自律運用型ネットワークをArubaは提案する。

ウォッチガードなら「導入運用の容易性」と「強固なセキュリティ」を兼ね備えたWi-Fi環境が手に入る。

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション201712
wj2018
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2017 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます