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【ワイヤレスジャパン】無線の力が新ビジネスを生み出す! ―― 第一回無線技術応用産業展(モバイルパワー 2010)レポート (1)

文◎坪田弘樹(編集部) 2010.07.16

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ワイヤレスジャパン2010と併催の企画展として、初めて開催された「第一回無線技術応用産業展 ―モバイルパワー 2010 ―」。急速に進化する無線技術と、整備が進むワイヤレスブロードバンドにより創出される新ビジネスにフォーカスした同展で注目を集めたのが、M2M関連の製品・ソリューションの数々だ。

iNDの「マシン to FOMA」


iND(東京都中央区)は、接続する機器や用途に応じて使い分け、幅広いニーズに対応できる数種類のFOMA通信モジュールを展示。センサーやスイッチの遠隔監視・制御への活用例を紹介した。

説明員によれば、「DoPa用の通信装置と交換するだけで現在利用しているDTE端末を変更せずにFOMA網に移行できる機種(「D2F Assist」)」に最近、人気が集まっているという。そうした従来からM2Mを活用しているユーザーに加え、新規顧客・新用途を開拓するために、各種の新機種を開発。LANで接続した複数機器とRS232C機器からFOMA網への通信を可能にする「L2F Assist」、センサー等からの接点信号の変化を検出するための接点入力8点を備えた新機種「D2F-Contact」を展示した。

 

 

   
LAN機器・RS232C機器をFOMA網に接続するゲートウェイ装置「L2F Assist」(左)。中央は、その大容量版で、8つの入力ポートを持つ。右は、FOMAモジュール内蔵の接点入出力装置「D2F-Contact」(クリックして拡大)


D2F Assist、L2F Assistは、自動販売機の遠隔検量やエネルギー使用量のデータ収集、車両の運行管理など、さまざまな用途で用いられているという。また、D2F-Contactはセンサー等からの信号を受けて監視センターへの通報、パトライトの動作制御といった利用が可能という。インターネット接続サービスにも対応しているため、「センターを用意せずにEメールでの通報もできる」。

M2M市場に沸騰の兆し


サン電子もM2M用通信モジュールを搭載したパケット通信専用アダプタ「Rooster A100」などを展示した。

Rooster A100は、ファーウェイ・ジャパンのモジュールを使用。RS232Cコネクタを搭載し、ATコマンドによる簡易なデータ送信が可能で、アンテナが外部接続となるため、機器への組込に柔軟に対応できるのが特徴という。

また、各種のモバイルルーターも展示。シリアルポートを搭載した「Rooster es」、下り最大21Mbps対応の高速モデル「Rooster LS」など数種類をそろえ、顧客のニーズや用途への柔軟性をアピールした。

 

 

 
ファーウェイ・ジャパンのモジュールを使用しているM2M用アダプタ「Rooster A100」(左)と、モバイルルーター「Rooster es」「Rooster LS」 (クリックして拡大)


一方、M2M通信用アダプタからネットワーク、サーバーシステムまでワンストップで提供し、遠隔監視制御・情報収集システム構築のトータルソリューションを紹介していたのが、ヤシマ(東京都調布市)だ。

KDDIの通信モジュールを組み込んだ通信アダプタとau網、KDDIのIP-VPN、そして試作期間・評価機関などに使えるサーバーシステムを一括して提供するトータルソリューション「CCC」を展開。「ワンストップで低コスト・短納期に構築できるのが当社の強み。最近は、M2Mの認知度が上がったこともあって問い合わせや引き合いが増えている」(説明員)そうだ。

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