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チェック・ポイント、業務データをカプセル内に暗号化して隔離する統合モバイルセキュリティ

文◎太田智晴(編集部) 2014.11.14

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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2014年11月14日、モバイル向けのセキュリティソリューション「Check Point Capsule」を発表した。

「仕事のデータは全部カプセルの中に入れ、しっかり守ることができる。モバイルに関しては、いろいろなベンダーからいろいろなものが出ているが、どれもポイントソリューション。統合的なモバイルセキュリティを実現できる」と同社代表取締役社長の堀昭一氏は紹介した。


Check Point Capsule
Check Point Capsuleの機能の概要


Check Point Capsuleは大きく3つの機能で構成されている。まずは、個人のデータと隔離された業務専用の環境をデバイス内に用意するCapsule Workspaceだ。

BYODの場合、盗難・紛失時にリモートワイプを実行すると、個人のデータまで削除してしまうという課題がある。しかし、Check Point Capsuleでは、業務データはカプセルの中に隔離されており、カプセル内のデータだけをリモートワイプすることができる。他ベンダーが「モバイルアプリコンテナ」や「ラッピング」などと称しているソリューションと同様のものである。


Capsule Workspaceの概要
Capsule Workspaceの概要


Capusule Workspaceで利用できるアプリケーションは、電子メール、スケジュール、アドレス帳、Webベースの業務アプリケーションなど。また、サーバー側については、Exchange Server 2007 SP+/2010/2013、Office 365 Exchange Onlineなどをサポートする。

Capusule Workspaceのアプリで受け取った社内メールの添付ファイルをカプセルの外に保存したり、閲覧した社内メールの文章を個人用のGmailなどにコピーして転送するといったことも禁止できる。

2つめは、ドキュメントを暗号化してカプセル内に保存するCapsule Docsの機能だ。特徴は、パスワード不要で、暗号化されたドキュメントを利用できること。ユーザーごとにアクセス権限を付与することで、パスワードを不要にしているという。

また、Capsule Docsで暗号化したドキュメントは、社外パートナーとデータを共有する際のセキュリティ確保にも活用できる。この場合、社外パートナーをアクセス権限のあるユーザーとして追加。その社外パートナーは、プラグインをインストールすることで、暗号化されたドキュメントを閲覧できる。

3つめは、社外でのインターネットアクセスを保護するCapsule Cloudの機能だ。社外にいるモバイルデバイスのトラフィックを、すべてチェック・ポイントのクラウドサービス経由とすることで、マルウェアを配布する悪意あるURLなどへのアクセスをブロックできるというもの。社内で運用するチェック・ポイントのセキュリティゲートウェイとの一元管理が行えるのも特徴だ。


社内のゲートウェイのセキュリティポリシーを、外出先のモバイルデバイスにそのまま適用することが可能
社内のゲートウェイのセキュリティポリシーを、外出先のモバイルデバイスにそのまま適用することが可能


Check Point Capsuleの提供はすでに開始されており、参考価格はCapsule WorkspaceとCapsule Docsのパッケージが1ユーザー当たり月額700円。Capsule Cloudが同420円~となっている。

また、対応OSだが、iOSとAndroidに加えて、WindowsとMac OSもサポートしている。

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