【ワイヤレスジャパン】NTTアドバンステクノロジの無線技術活かした無線LANソリューション

NTTアドバンステクノロジ(AT)は、NTTグループの技術的中核企業として同社が蓄積してきた無線技術と、台湾・4ipnetの無線LANアクセスポイント(AP)と無線LANコントローラを組み合わせた無線LANソリューションを展示している。

NTTアドバンステクノロジ
4ipnetのAP「EAP701」

無線LAN導入後の「思ったよりもつながらない」などの課題を丁寧な事前調査を行うことで未然に防ぐ。運用前に課題の芽を摘んでおくということだ。具体的には、建物の位置、壁の材質、間取りなどを考慮した電波調査やシミュレーションを繰り返し行い、干渉がなく、つながりやすい環境をつくる。特にホテルや空港など、場所によって通信環境にばらつきがあり、不特定多数の人間が訪場所では、こうした調査を行ってから運用に入ることで想定外のトラブルを防げる。また、設置エリアが遮蔽物のない環境であれば、電波が飛びすぎて干渉を起こさないようにAPの台数を抑えた提案もする。

展示物のなかで注目度が高かったのは4ipnetのAP「EAP701」だ。IEEE 802.11b/g/n対応の屋内用で、小型のデザインが特徴的だ。これは、ホテルやオフィスビルのウォールジャック(壁の差込口)への設置を想定し、景観になじむことがデザインのポイントになっているという。

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