RADVISION、多地点接続装置(MCU)も組み込めるフルHDビデオ会議端末

RADVISION Japanは2010年6月24日、1080p30fpsのフルHDビデオ会議専用端末「SCOPIA XT1000シリーズ」の販売を開始した。また同時に、iPadやiPhone、Blackberryなどのスマートフォンからビデオ会議を制御できる無償アプリケーション「SCOPIA Mobile」も発表した。

SCOPIA XT1000シリーズは、標準で1080p/30fpsまたは720p/60fpsのフルHDに対応したビデオ会議端末の新製品。光学10倍ズームの高感度・広角カメラを備える。映像コーデックには、インターネット回線使用時などにパケットロスが発生しても画質を自動調整するH.264SVCを採用。さらに、フルバンド音声符号化方式を採用し、ビームフォーミング技術により発言者のみに集中して周辺ノイズを拾わずに集音可能な3-Wayマイクポッドなどが付いた高性能な端末だ。

資料/データ共有会議などでニーズの高い、デュアル画面表示にも対応。1080pのデュアル映像チャネルと業界初のWUXGA解像度(1920×1200/30fps)によるデータ共有が可能だ。また、最大9拠点までの同時接続が可能なフルHD対応の内蔵MCUオプション、専用端末機以外にもデスクトップの接続が可能なXT1000デスクトップオプションも用意されている。

SCOPIA Mobileはビデオ会議システムを制御する無償アプリケーションで、AppStoreなどからダウンロードできる。iPhoneやiPod Touch、iPadあるいはBlackberryからビデオ会議の開始や停止、ユーザーのマイクやカメラが制御できる。また同アプリから会議への参加も可能だ。現時点では、音声のみ会議に参加することができるが、年内にはビデオ会議も可能となる予定という。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

FEATURE特集

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。