ウィルコムがスマホ市場参入、3機種と新プラン発表

ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、2013年7月4日、新商品・新サービス発表会を開催し、スマートフォン3機種とスマートフォン専用料金「ウィルコムプランLite」「ウィルコムプランD+」、Android OSのスマートフォンでウィルコム回線での通話が可能になるカード型アダプター「だれとでも定額パス WX01TJ」などを発表した。

左から、佐々木希さん、高田純次さん、宮内謙代表取締役社長

宮内謙代表取締役社長は、冒頭で、7月1日に更生手続きが完了し正式にソフトバンクグループの一員となったことを発表した。
また、累計加入者数について、2011年1月からは連続純増で、2013年6月末時点で549万人に達したと述べた。今年度内には、600万人近くになる見通しだという。その成功要因として、料金満足度一位を3年連続キープしたことを挙げ、「ローコストで価値あるサービスを提供していけば、そこに大きな道があると信じている」と話した。

宮内謙代表取締役社長

今回発表したスマートフォンは「DIGNO DUAL 2 WX10K(京セラ)」「AQUOS PHONE es WX04SH(シャープ)」「STREAM 201HW(ファーウェイ)」の3機種。熾烈を極めるスマートフォン市場への参入に「違った味付けで、違ったよさを持ったスマートフォンを提供したい」と宮内謙代表取締役社長は話す。

「DIGNO DUAL 2 WX10K」は、PHSと3G/4Gのデュアル方式のスマートフォン。ディスプレイが振動して声を伝えるスマートソニックレシーバーを採用した。「おサイフケータイ」や「テザリング」などの機能も備えるハイスペックモデルでOSはAndroid 4.2を搭載した。

DIGNO DUAL 2 WX10K

「AQUOS PHONE es WX04SH」はPHSと3Gのデュアル方式に対応したスマートフォン。ウィルコム従来の通信方式によるクリアな音質と、3GやWi-Fi、PHSデータ通信(変調方式 64QAM:下り最大400kbps)を利用できる。手になじむラウンドフォルムも特徴だ。

AQUOS PHONE es WX04SH

「STREAM 201HW」は、4G対応スマートフォン。動画や大容量データのダウンロードもスムーズに行える。大容量バッテリー(1930mAh)搭載し、 省電力モードでバッテリーの消費が抑えられる。

また、これらの端末向けに、スマートフォン専用料金プランの「ウィルコムプランLite」「ウィルコムプランD+」を7月18日から提供開始することを発表した。「ウィルコムプランLite」は、1月あたりのデータ通信容量1GBで月額2980円で利用できる。「ウィルコムプランD+」は7GBで月額5985円。

「だれとでも定額パス WX01TJ」は、専用のアプリケーションをインストールしたAndroid OSのスマートフォンから、「だれとでも定額パス」にBluetoothで接続しでウィルコムの回線を使用した通話が可能になるカード型アダプターだ。月額490円の専用料金プランで利用できる。クレジットカードサイズなので、持ち歩きにも便利だ。7月上旬の発売を予定している。

このほか、迷惑電話をチェックするアダプター「迷惑電話チェッカー WX07A」などが発表された。

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