ニュース

【ワイヤレスジャパン】専門知識なしでも簡単! Makers時代のBluetooth Low Energyとは?

文◎太田智晴(編集部) 2013.05.30

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

アイデアさえあれば、誰でもメーカーになれる「Makers」の時代。ノルディックセミコンダクターのブースでは、省電力無線「Bluetooth Low Energy」を活用したアプセサリー(アプリ+アクセサリー)が手軽に開発できるというSoCなどを展示している。

超低消費電力が特徴の近距離無線規格「Bluetooth Low Energy」。ノルディックセミコンダクターのブースでは、このBluetooth Low Energyを活用したサービスが紹介されている。

大手コンテンツプロバイダーのエムティーアイが運営する女性のための健康情報サイト「ルナルナ」が提供する「カラダフィット」だ。カラダフィットは、ヘアバンドやブレスレットとして装着可能なBluetooth Low Energy対応活動量計を利用したサービスである。計測データはBluetooth Low EnergyでAndroidスマートフォンに送信され、専用Androidアプリ上で消費カロリーなどを記録・管理できる。

ルナルナ
左がスマホアプリの画面、右がヘアバンドとして装着可能なBluetooth Low Energy対応活動量計



ノルディックセミコンダクター カントリー・マネージャーの山崎光男氏は、「単にBluetooth Low Energyに対応した製品を出すだけではマーケットは広がらない。こうしたサービス中心型が今後は主流になっていくだろう」と紹介した。

山崎氏によると、カラダフィットのようにスマートデバイス向けのアプリやサービスと連携したアクセサリーは「App-cessories(アプセサリー)」と呼ばれ、海外ではすでに多くのBluetooth Low Energy対応アプセサリーが登場しているという。

アプセサリーの例
Bluetooth Low Energyを活用したアプセサリーの例。左がリストバンド型の活動量計、右がペットや鍵などに取り付ける位置特定用のアプセサリー



アプセサリーの開発にあたって重要なのは、ハードウェアというよりもアプリやサービスの部分だ。しかし、スマートデバイス向けのアプリ/サービス開発者は、Bluetooth Low Energyのような無線技術に関する専門知識には乏しい。そこでノルディックが提供しているのが、RFプロトコルスタックとアプリケーション層が独立しており、無線技術の知識がなくても安全かつ短期間にBluetooth Low Energy対応アプリケーションを開発できるというSoC「nRF51822」だ。エムティーアイのカラダフィットにも採用されている。

また、これまで無線と縁がなかったメーカーにとっては、無線機器では電波法に基づいた認証取得が必要なこともハードルになっているが、この点についてもノルディックはRFモジュールベンダーと協力。TELEC(一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター)の認証取得済みのnRF51822 SoC搭載RFモジュールを提供することで解決を図っているという。

さらには小ロットの需要にも積極的に応えていく。例えば従来、500個程度の小ロットだと単価は2000円くらいだったが、ノルディックでは「3ドルから5ドルをターゲットにしている」(山崎氏)という。3Dプリンターの登場などを背景に今、誰でもメーカーになれる「Makers」のムーブメントが話題だ。そして、アプセサリーの重要な担い手としてまさに期待されているのが、アイデアはあるが専門知識や大資本などは持っていないMakersたちだからである。

ノルディックでは、Bluetooth Low Energyを活用したアプセサリーを容易に開発可能な環境を提供することで、Makersやサービス事業者などに貢献していきたいという。

スペシャルトピックスPR

daiwa1802
ms1802
i31802

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】働き方改革×デジタルの
   新・教科書

5G+ロボットで遠隔就労/IoT家具で生産性向上/サテライトオフィス/RPAに単純作業はお任せ/音声AIが仕事を変える日

◆ノキア ジョン・ハリントン社長「5Gだけが『次世代』ではない。エンタープライズ市場への参入で拡大戦略」/◆NTTドコモの「トップガン営業」/◆LTE網を汎用ハードとOSSで作る/◆Tモバイルが600MHz帯に5G導入/◆マルチクラウド化の準備を始めよう!◆日立製作所のSD-WAN導入

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

Office 365ユーザは使わなきゃ損
Teamsでチームワークが劇的に!

Office 365の新ツール「Teams」を使い始める企業が続出している。

CASO新技術のホワイトボックス
M2Mルーターは「切れない接続」

Foxconnグループでホワイトボックスを展開するCASO。

東京エレクトロンデバイスグローバル企業のSaaS活用を後押し
マルチクラウド化の準備はCASBで

マルチクラウドを一元的に管理したい。そんな望みを叶えられる。

拠点・モバイルをつなぐだけ!
クラウドの安全はシンプルに守る

クラウド利用の拡大とともに複雑化するセキュリティ課題を解決!

NetskopeCASBでクラウドはどこまで操れるか
既存のセキュリティとどう違う?
 

Netskopeを例にCASBの機能と使い方、メリットを整理した。

ソフトバンクソフトバンクがSMB向けの
ソリューションパートナー募集!

働き方改革を中心に新たなソリューション開発を支援する。

日本マイクロソフトSkype for Businessを
快適に使いこなすコツとは?

UCの導入効果を最大化するためには備えが必要だ。

日本ビジネスシステムズ“電話”からはじめる働き方改革!

日本ビジネスシステムズのクラウドPBXは、働き方改革を目指す日本企業にピッタリのIP電話サービスだ。

Dialpadピュアクラウドで進化し続ける電話

「PBXを買いたくない」「電話回線を引きたくない」。そんな企業に最適なクラウドテレフォニーがある。

東京エレクトロンデバイスIoTデバイス特化のAIで異常検知

IoTデバイスを狙ったマルウェアが急増中だ。ZingBox IoT Guardianは、IoTに特化したAIで検知する。

Aruba次世代NACでIoTの脅威をブロック

Arubaの次世代NACはエージェントレスでIoT端末にも対応! リスクを検知し有害端末を隔離できる。

ダイワテクニカルハドルルーム向け高品質テレビ会議
販売店の手軽なプラスワン商材に!

4KとGoogleアシスタント対応
販売価格は破格の約12万5000円!

日本マイクロソフトOffice 365の悩みはオフロードで解決! NIerが教えるNW構築法

Office 365の導入支援で豊富な実績を持つNIer 3社に秘訣を聞いた。

アイキューブドシステムズスマホでOffice 365をセキュアに
MDMには“働き過ぎ防止”機能

端末にデータを残さずブラウザやメーラー等のアプリを利用できる。

マクニカネットワークスセキュリティと生産性向上を両立
モバイル活用に必須のEMMとは?

スマートデバイスの業務利用に本当に必要なのは「EMM」だ。

ネットモーションソフトウェアあらゆる環境で「切れないVPN」

「スマホのアンテナは立っているのにつながらない」。NetMotionなら高速かつ安定した通信が可能だ。

日本制禦機器ついにISDNが終了、コスパ追求しながら光回線へ移行する方法

既存のISDN機器を使い続けながら、毎月の通信料金は今より安く!

日本マイクロソフトWindows 10/Office 365の更新
これだけ知っていれば怖くない!

ネットワーク帯域を圧迫するアップデートをうまく乗り切るには?

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション20180226
wsd_iot_ngn
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2017 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます