KDDIがiPhone 4S導入事例を一挙に明らかに――キヤノンMJ、大東建託、田辺三菱製薬など8社に納入

KDDIは2012年9月11日、8件の「iPhone 4S」導入事例について明らかにした。KDDIは、キヤノンマーケティングジャパン、サイバーエージェント、大東建託、田辺三菱製薬、東京スター銀行、日本精工、日本テクノ、三井物産マシンテックの8社にiPhone 4Sを納入したという。

各導入事例の概要は以下の表の通り。導入台数が最も多いのは、約3000台のキヤノンマーケティングジャパンと田辺三菱製薬。また、キヤノンマーケティングジャパン、日本テクノ、三井物産マシンテックと、KDDIのFMC内線サービス「KDDIビジネスコールダイレクト」とあわせて活用している企業が多い点も特色として挙げられる。

表 KDDIによるiPhone 4S導入事例

企業名 概要 導入台数
キヤノンマーケティングジャパン 主に外勤社員に導入。自席外からの基幹システムやメール/スケジューラ、セールスフォースの利用を可能にし、顧客対応の迅速化を図る。また、「KDDI ビジネスコールダイレクト」により内線電話としても使用 今年12月までに約3000台を順次導入
サイバーエージェント スマートフォン事業の強化や機動力向上を目的に導入。主力事業の1つである「Ameba関連事業」の社員を中心に、インターネットサービス開発用途のほか、オフィス外でのメール確認やインターネットサービス画面閲覧などに活用 約1000台(iPhone 4S以外のスマートフォンも含む)
大東建託 オフィス外での業務が多いマネージャー層を中心に配備し、メールやスケジュールといったグループウェア、GPS機能やカメラによる現場撮影などに活用
田辺三菱製薬 MR(医薬情報担当者)のIT武装化の一環として採用。これまでもモバイルPCやタブレットを活用してきたが、移動時間などを有効利用した、さらなる情報収集・共有化のスピードアップを図るためにiPhone 4Sを導入 約3000台
東京スター銀行 主に経営幹部や外勤の行員に導入。従来の携帯電話と比べて大きく見やすい画面や操作性を活かし、外出先からでもスケジュールの確認や関係者への連絡等が容易になり、さらなる業務のスピードアップと効率化が可能に 約200台
日本精工 安全な社内システム(メール・スケジュール管理)との連携により、社内外コミュニケーションのさらなる円滑化を推進。さらに各種申請・承認業務やBCP対策にも活用予定 約650台(今後、段階的に約1000台規模まで拡大予定)
日本テクノ 業務効率と営業力向上の一環として導入し、PCメールの送受信やWebによるリアルタイムの情報収集等に活用。業務スピードや顧客満足度の向上に貢献しているという。また、KDDIビジネスコールダイレクトも活用 150台超(今後、段階的に計500台まで拡大予定)
三井物産マシンテック オフィス外でのメール確認やインターネット活用などによる業務機動力のさらなる向上を目的に導入。KDDIビジネスコールダイレクトによって内線化も実現している 約80台

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