キングソフト ビジネスチャット「WowTalk」 スリムでコンパクトなコミュニケーション実現 ビジネスチャットを「第3のインフラ」に

メールよりも迅速なコミュニケーションを実現するチャットアプリの業務活用が進んでいる。キングソフトのビジネスチャット「WowTalk」は、LINEやFacebookのような機能に加えて、無料通話や社員リストなどの機能も1つのアプリ内に備えており、大企業を中心に好評だ。
鈴木健彦氏

キングソフト
法人マーケティングDiv.
ディレクター
鈴木健彦氏

 文字やスタンプによる会話が楽しめるチャットアプリは今や幅広い年代に浸透しており、利用者にとっては生活の一部とも言うべき存在となっている。

 チャットの最大の魅力は、簡単な操作でリアルタイムのコミュニケーションを実現することにある。

 こうしたチャットの良さを業務に活用することを可能にしたのが、キングソフトのビジネスチャット「WowTalk」だ。

 WowTalkは、チャット形式で迅速な社内コミュニケーションを可能にする「トーク」や、社内専用の掲示板に共有事項を投稿・発信する「タイムライン」が利用できる。トークがLINE、タイムラインがFacebookと言えば、それぞれの機能がイメージしやすいだろう。

 キングソフト社内でもWowTalkを導入しており、部署内の簡単な情報共有や連絡事項にはトーク、営業の受注速報など複数の部署にまたがって情報の周知を図る際にはタイムラインというように使い分けている。

 トークは画像ファイルや音声ファイルを送受信できるほか、「承知しました」といった短い言葉のスタンプも用意されており、忙しいときにはスタンプ1つで返信できる手軽さが売りだ。他方、タイムラインは、投稿された内容を閲覧したメンバーが「いいね!」やコメントを残すことで、メールよりも温度感をもった情報共有を行える。

 「メールだけの頃と比べて、社内のコミュニケーションは格段に活性化し、議論も活発に行われるようになりました」とキングソフト法人マーケティングDiv.ディレクターの鈴木健彦氏は導入の成果を話す。

 WowTalkはその他にも、IP電話による「無料通話」や、社内の組織図をツリー表示で視覚化する「社員リスト」といった機能を備える。

 なかでも社員リストは、アドレス帳を組織の構造に合わせて階層表示するので、「社員が100人を超え、支店や部署、チームなど所属が多岐に渡る会社ではマストな機能」(鈴木氏)となっている。

 実際、この機能を目的としてWowTalkを導入する大企業は多い。例えば亀田製菓は、災害発生時などの危機管理対策に活用している。情報発信者が一斉通知でメンバーに連絡し、既読か未読かで各自の安否を把握することができる。メールや電話による安否確認と比べて、迅速なリスク管理が可能になった。

 このように充実した機能でありながら、1IDあたり月額300円という安価な料金体系も好評で、「機能と価格のバランスがいい」という理由から選ばれることも多いという。

スマートフォンだけでなくPCからも利用できる

スマートフォンだけでなくPCからも利用できる

ユーザーアカウントを完全に管理 不正アクセス防止やログ閲覧機能も


 ところで、チャットアプリはアカウントの乗っ取りによるなりすましや情報漏えいなどのリスクが指摘されており、業務活用には不安が伴う。

 その点、WowTalkはID・パスワードを発行した相手のみ使用できるほか、管理者サーバーに登録された端末のみにアクセスを許可したり、ログの閲覧機能でやり取りをすべて確認できるなど、万全のセキュリティ対策を取っている。

 日本企業は会議が多い割に、社員間のコミュニケーションが不足していると言われる。「簡単な情報共有ならチャットでも十分で、従来の働き方がいかに非効率であるかが実感できます」と鈴木氏。キングソフトでは、メール、グループウェアに次ぐ「第3のインフラ」として、ビジネスチャットが企業に定着することを目指している。

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