ファイル共有環境を手軽に構築 ―― リコーが中小向けサービス「LANフォルダ2」を発売

リコーは2010年9月27日、中小事業者向けに、NAS(ネットワーク接続型ハードディスク)を用いたファイル共有環境の構築から保守までをワンストップで提供する新サービス「LANフォルダ2」の販売を開始すると発表した。9月29日から発売する。

「LANフォルダ2」は、リコーテクノシステムズのカスタマーエンジニアが、ユーザー企業先に訪問し、NASの導入・設置からクライアントPCのネットワーク設定、操作指導などを実施し、また障害発生時には原因の切り分けからシステム稼動状態への復旧支援までワンストップで提供するサービス。リコーが従来提供していた「NETBegin BBパック LANフォルダ」の後継商品で、次のような改良を行っている。

まず、NASの保存可能容量を従来の最大1TBから最大4TBに拡張した。また、これまで標準メニューに組み込まれていた無停電電源装置(UPS)やNASのバックアップ用外付けHDDをオプションとし、ユーザー企業が選択可能とした。

さらに、可用性の高いRAID6を採用。NASのHDDが2本まで故障しても継続してアクセス可能なうえ、NASのバックアップ用外付けHDDと組み合わせて活用することにより、NASのデータ消失のリスクを最小化できるなど、信頼性を高めた。

価格は、4TBモデルの場合で、初期費用が20万6000円(税別、以下同)から、月額料金は5000円からとなっている。

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