名古屋の商店街が全長550mをWi-Fiエリア化――Kpnetworksの無線LAN APで多段無線中継

Kpnetworksは2015年2月2日、名古屋駅西通り銀座商店街のFree Wi-Fi化プロジェクトに、同社の無線LANアクセスポイント「KPWL-0210J」が採用されたと発表した。

名古屋駅西通り銀座商店街が構築したのは、全長550mの連続的なWi-Fiエリア。商店街組合理事の小池博之氏は、「利用者が有料ユーザーに限定されるキャリアのWi-Fiとは一線を画す形で、商店街を訪れる全てのお客様に対して独自コンテンツやクーポンの配信、外国人観光客にも分かりやすい商店街マップの配信、そして災害時の避難経路の誘導など、地元に密着した独自のWi-Fiサービスを提供したいという想いがあった」とコメントしている。

導入した無線LANアクセスポイントの構成は、有線接続したコアノード(親機)が2台に、有線接続の不要なスレーブノード(子機)が15台というもの。Kpnetworksの無線LAN APは、独自のアルゴリズムによりスループットの減衰を抑える「PicoCELAダイナミックツリー方式」によって、最大で10ホップの多段無線中継が可能だという。

また、無線LANコントローラーが不要なのも特徴で、クラウドマネージメントツール「PicoManager3」を使い、ネットワーク越しにどこからでも無線LAN APを管理・設定できるとのこと。

名古屋駅西通り銀座商店街のFree Wi-Fi化プロジェクトのサービス開始日は4月1日の予定。7~24時まで無料で利用できる(1回の利用は30分。利用回数の制限はなし)。

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