電話相手と写真や動画を共有 ―― NECがコンテンツシェアサービスの基盤ソフト

BUSINESS NETWORK編集部

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NECは2010年7月9日、携帯電話で通話中の相手と写真や動画などのコンテンツを気軽に共有できる「コンテンツシェアサービス」を実現するためのネットワーク基盤ソフトウェアを、同年10月を目処に製品化すると発表した。製品名は「NC7000-RX（仮称）」。

コンテンツシェアサービスは、携帯電話の業界団体GSMAにおいて標準化が進められている「RCS（Rich Communication Suite）」に基づくものだ。NC7000-RXは、このRCSに準拠した写真や動画の共有だけでなく、写真への線や図形の書き込み、拡大・縮小といった操作の結果も共有することができる。また、PCもや家庭用ゲーム機など、携帯電話以外の機器との共有も可能。

図表：コンテンツシェアサービスのイメージ（出典：NEC）

なお、NECは国内の携帯電話事業者とともにNC7000-RXで実現した操作結果の共有機能についても、GSMAで検討中の最新技術「RCSリリース4」での採用に向けて提案を行っているという。

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