「仮想化データセンターの“現実解”はIRFとTRILLのハイブリッド」~日本HPがネットワーク製品を拡充

日本HPが新しいネットワーク製品群を発表した。注目は仮想データセンター向け製品の拡充だ。HPは、独自技術のIRFとTRILLのハイブリッドモデルにより、仮想化データセンターネットワークの“現実解”を提供していくという。

メッシュ構成に対応したスタッカブルスイッチ

キャンパス向けでは、シャーシ型コアスイッチの「HP A10500」とアクセススイッチの「HP E3800」を追加する。出荷開始はともに12月。

A10500はスロット当たり160Gbpsの帯域を提供可能。ラインカードスロットは8基備えており、最大128のノンブロッキング10GbEポートを実装できる。価格は400万円~。

E3800はスタック構成が可能なスイッチだ。ユニークなのはメッシュ型のスタック構成をサポートしている点である。このため、リング型やチェーン型のスタック構成と比べて、帯域、遅延、可用性に優れている。また、各スタックポートは84Gbpsに対応する。価格は45万8000円~。

E3800の特徴
E3800の特徴

このほか10/100Mbps対応のL3スイッチ「HP E2620」、Citrix XenServer/VMware vSphereに対応した仮想化サービスモジュール、モバイルデバイスの統合管理が可能な管理ツールの新版「「Intelligent Management Center(IMC) version 5.1」が発表された。

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