富士通 水野常務「5G海外攻勢の足場づくり着々。VMNOが今後重要に」
オープン化や米中対立を背景に、日本の通信ベンダーの海外展開への期待が高まっているが、「着々とその足場づくりが出来てきた」。米DISH Networkによる5G基地局の大量調達でも注目を集めた富士通のネットワーク事業をリードする水野常務はこう自信を見せる。富士通は5Gやローカル5G、さらにその先の6Gに向けて、どんな戦略を描いているのか。水野常務に詳しく聞いた。
[2021.02.15]
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日本マイクロソフト手島常務「人の打率上げるのがデジタル。リモートを価値に変える」
「お客様との接し方のレベルが劇的に向上した」――。以前から当たり前のようにリモートワークを実践してきた日本マイクロソフトだが、コロナ禍の中、社員の生産性がさらに向上する「大きな行動の変化があった」と手島常務は明かす。社員1人ひとりのイノベーションの「打率」を上げるのがデジタルの役割と言う同氏。デジタルトランスフォーメーションの次のカギは「3つの軸に収まる」と語る。
[2021.01.12]
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「AIエッジ×5Gの社会実装進める」OKI坪井専務
過去3年、「社会インフラ×IoT」を掲げて事業を拡大してきたOKI。新たな「中期経営計画2022」では、そのベースの上にAIエッジと5Gを活用したソリューション展開によりさらなる成長を目指す。コロナ禍で重要さが増すDX化、ニューノーマルへの移行ニーズも追い風に、IoT/AIの社会実装を本格化させると坪井正志専務は意気込む。
[2020.12.28]
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<特集>5Gこれからどうなる?
工場5Gはエリア定額で 製造業での本格普及には何が必要か?
5Gの活用が最も期待される領域の1つである製造業。生産設備の遠隔制御、画像解析による品質管理など様々な用途が検討されているが、この動きを加速させるには何が必要なのか。業界団体のIVIに聞いた。
[2020.12.24]
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<特集>5Gこれからどうなる?
「5Gニーズは3年加速した」5GMFアプリ委員長 岩浪剛太氏
「5G時代に起きる変化は、コロナで3年加速した」。5GMF(第5世代モバイル推進フォーラム)のアプリケーション委員会委員長として、5G時代の近未来ビジョンづくりをリードしてきたインフォシティの岩浪氏はこう語る。日本が5G時代に飛躍するうえでのポイントは3つ。なかでも日本の「信頼」をベースにした5G前提のデジタル・ガバメントに岩浪氏は期待を寄せる。
[2020.12.23]
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AI化とオープン化がもたらす革新
エヌビディアが目指すネットワークの未来像
メラノックスとキュムラスを相次いで買収し、ネットワーク事業の強化を進めるNVIDIA(エヌビディア)。GPUコンピューティング、AIの代名詞とも言える同社はNetwork(ネットワーク)の分野でどんな革命を起こそうとしているのか。米本社と日本ビジネスユニットのキーマン2人に聞いた。
[2020.12.14]
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「サイバー大災害はあり得る」情報セキュリティ大学院大学 後藤厚宏学長
「コロナはDXにとって強風の追い風。このまま走ろう」。情報セキュリティ大学院大学の後藤学長は、DXの加速にこう大きな期待を寄せるが、その上で欠かせないのがセキュリティの強化だ。サイバー攻撃がフィジカル空間に到達する今後、「サイバー攻撃に起因する大規模災害もあり得る」と後藤学長は警告する。ポストコロナ時代のセキュリティの「ニューノーマル」を聞いた。
[2020.11.16]
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ローカル5Gサミット 2020 講演レポート
東陽テクニカが解説「ローカル5Gに向けた無線/有線ネットワークの評価手法とは」
ローカル5Gのサービス開始までには、ネットワークの各機能に対する性能評価や他のネットワークとの相互接続検証が必要不可欠だ。東陽テクニカは、屋内の無線ネットワーク設計を支援する「iBwave Design」やモバイルコアネットワーク向けパフォーマンステスタ「Spirent Landslide」を提供している。同社の花澤氏と金岡氏が無線および有線の評価手法を紹介した。
[2020.10.15]
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ローカル5Gサミット 2020 講演レポート
インテル堀田氏「5Gではエッジの機能が差別化要素に」
データの価値を最大限に引き出し、ビジネスに有効活用する「データ・セントリック・トランスフォーメーション(DcX)」を推進するインテル。DcXを実現するうえで重要な役割を果たすのが5G/ローカル5Gだ。5G/ローカル5Gの特徴を活かすには、クラウドの機能をエッジに集約することが必要になるという。
[2020.10.13]
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<特集>オフィスのNew Normal
どうなる?企業LAN/WANのニューノーマル ITR甲元氏に聞く
政府のテレワーク率70%要請に象徴されるように、働く場の分散化がますます進むなか、企業ネットワークはどう変わっていくのか。ITRの甲元宏明氏に「LAN/WANのニューノーマル」について聞いた。
[2020.10.13]
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NTTコム丸岡社長「DXのプラットフォーマーへ。地域・産業・教育にまず注力」
「今後もチャレンジングな会社でありたい」。NTTコミュニケーションズの丸岡新社長はこう抱負を述べる。ICTを活用して社会課題を解決する「Smart World」の実現をNTTグループは目標に掲げるが、今年はまず「地域DX」「産業DX」「教育DX」の3つに力を入れると意気込む丸岡新社長。目指すは、企業のDXを支えるプラットフォーマーへの事業構造転換だ。(取材は2020年8月に実施)
[2020.10.06]
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NEC河村常務「NTT、楽天と大きな筋道作れた。世界RAN市場の20%を狙う」
NECのキャリア向け事業が急展開を見せている。6月に楽天とNTTのそれぞれと製品の共同開発とそのグローバル展開を発表。キャリアとのパートナーシップにより5G/6Gの世界市場に挑戦していく。この2つの提携の背景にあるのは、テレコム業界を大きく揺り動かしているオープン化とファーウェイ排除の流れ――。NEC 執行役員常務の河村厚男氏に話を聞いた。
[2020.09.24]
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ソフトバンク藤長常務「5G共創は実用化にこだわる。プライベート5Gにかなりの反響」
新型コロナの影響の全容が明らかになっていく中、「デジタル化を加速しないと生き残れないことも明白になる」――。ソフトバンクの法人事業戦略をリードする藤長国浩常務はこう語る。デジタルトランスフォーメーション本部を約3年前に立ち上げ、企業・自治体のデジタル化支援に力を注いできたソフトバンク。5Gなどを活用し、日本企業はどうデジタル化を進めるべきかを聞いた。
[2020.09.10]
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テラヘルツ波の第一人者、NICT寳迫氏に聞くワイヤレスの未来「Society 5.0へ無線フル活用」
あらゆる無線通信をフル活用しないと、Society 5.0を支えられない――。Beyond 5G(6G)で脚光を浴びるテラヘルツ波研究の第一人者であり、情報通信研究機構(NICT)のワイヤレスネットワーク総合研究センター長を務める寳迫巌氏はこう強調する。これからの無線通信はどこを目指すべきなのかを聞いた。
[2020.08.18]
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<特集>コロナ・5G・AI
コロナ時代、企業ネットワークをどう変える? ガートナー池田氏に聞く
コロナ禍は図らずも、企業間における働き方の差を浮き彫りにした。最早、“移動しなければ働けない”企業は生き残れない。withコロナ時代を支える企業ネットワークついて、ガートナーの池田武史氏に聞いた。
[2020.07.10]
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<特集>コロナ・5G・AI
ベライゾンビジネスCEO「5Gがすべてを変えていく」
「ベライゾンは今後も5Gへの旅路を先導する役割を担っていく」――。通信業界のグローバルリーダーの1社である同社は今、新型コロナにどう立ち向かい、さらに5Gをどう推進しているのだろうか。世界150カ国に顧客を持つベライゾンビジネスのCEO、タミ・アーウィン氏は「新型コロナでDXは加速する。5Gの需要も伸びていくだけだ」と語る。
[2020.07.09]
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テーラーメイド型の脅威インテリジェンスで可視化
イスラエル発のスタートアップIntSights、日本でもユーザー拡大
イスラエル発のセキュリティスタートアップであるIntSight社が注目を集めている。2015年の創業当時に2名だった従業員は約200名にまでなった。主軸のサービスは、テーラーメイド(オーダーメイド)型の脅威インテリジェンスサービスだ。日本法人のカントリーマネージャーを務める岩崎公一氏によれば、他社に比べてAIを強く活用することで、効率化できているという。
[2020.06.23]
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<特集>コロナ・5G・AI
Zoom Japan佐賀氏「コロナ後もWeb会議は定着。次はPBXとの境界なくす」
コロナ危機がICTの利活用にもたらした最大の変化の1つが、Web会議の「社会インフラ化」だ。 そのなかにあって、Web会議の“代名詞”としてのポジションを確立したZoom。 その一方、セキュリティ面での問題も露呈した。 Zoom日本法人を率いる佐賀氏に、コロナ拡大後のZoomの利用状況と支持された理由、 そしてセキュリティ問題への対応、今後の展開までを聞いた。
[2020.06.22]
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総務省 田原電波部長「ローカル5G本格化に心配なし。6Gはグローバル・ファーストで」
「5GをはじめとしたICTを徹底的に使いこなす社会を早急に実現する必要があると痛感している」――。新型コロナウイルスによる危機が全世界を襲う中、総務省の田原電波部長はこう語る。いよいよスタートした5Gやローカル5Gを今後どう発展させていくのか。また、早くも国際競争が始まったBeyond 5G(6G)の勝ち筋をどう描くのか。日本の将来を大きく左右する移動通信戦略について聞いた。
[2020.06.10]
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「ローカル5Gに価格破壊を」中尾東大教授インタビュー
「ローカル5Gの価格破壊を実現できなければ、『幻滅』で終わってしまう」日本の5Gをリードしてきた東京大学の中尾彰宏教授は、こう使命感に燃える。価格破壊のカギの1つは基地局のソフトウェア化だ。これには各産業のユーザー企業によるカスタマイズが容易になるという、もう1つの重要なポイントがある。中尾教授は、ローカル5Gの多様なカスタム化の先に、6Gへの道も探る。
[2020.06.02]
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