次世代Wi-Fi特別講義6
<Wi-Fi 6Eとは?>高速波のフル活用で適用領域拡大
最大9.6Gbpsの超高速通信が可能なWi-Fi 6だが、その能力をフルに発揮できる場面は限られている。理由は周波数が足りないからだ。6GHz帯の獲得により、これを克服する新規格「Wi-Fi 6E」がもうすぐ日本でも解禁される。ローカル5Gに匹敵する実力を備える可能性もある。
[2021.11.12]
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次世代Wi-Fi特別講義5
<IEEE 802.11baとは?>新発想で超低消費電力、IoT市場でLPWAに対抗
消費電力1mW未満――。LPWAも顔負けの低消費電力を目指しているのがIEEE 802.11baだ。従来のWi-Fi規格の低消費電力機能とは異なる発想により、LPWAの独壇場となっているIoT市場への浸透を図ろうとしている。
[2021.11.10]
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次世代Wi-Fi特別講義4
<IEEE 802.11azとは?>Wi-Fi測位を誤差1m以内とより高精度に
IEEE 802.11azは、従来のWi-Fiによる位置推定技術では不可能だった誤差1m以内という高い精度を実現する。店舗や空港、病院など多様なシーンで活用されることで、IoT市場でのWi-Fiの存在感を高めようとしている。
[2021.11.08]
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次世代Wi-Fi特別講義3
<IEEE 802.11bfとは?>Wi-Fiセンシングで侵入者も転倒も無線で検知
「会議室には今、5人いる」「B号室の人がくしゃみした」──。無線LANの電波が飛んでいる部屋なら、人の数や動きが手に取るようにわかる。そんな将来が近いうちに実現しそうだ。高速通信の代名詞となったWi-Fiが、「センシング」という新たな能力を獲得しようとしている。
[2021.11.04]
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次世代Wi-Fi特別講義2
<IEEE 802.11ayとは?>100Gbps実現の60GHz帯無線 Facebookが都市向けに採用
100Gbpsの高速通信ができる11ayの登場によって、これまで活用が進んでいなかった60GHz帯の可能性が広がりそうだ。無線LANや近接・近距離通信のユースケースに加えて期待されるのが無線バックホール用途。Facebookは街中に張り巡らせる計画だ。パナソニックはV2X向けに力を入れている。
[2021.10.29]
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次世代Wi-Fi特別講義1
<IEEE 802.11beとは?>Wi-Fi 7(仮称)は30ギガ+低遅延で5Gと相互補完
Wi-Fi 6の次は、どうなるのか。IEEE 802.11beをベースとしたWi-Fi 7(仮称)の姿が早くも見えてきた。IEEE 802.11beは30Gbps以上の超スピードに加え、新たに「低遅延・低ジッタ」をサポート。リアルタイム系アプリとの親和性を飛躍的に高め、5Gと相互補完していく。
[2021.10.28]
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東大が6Gなど次世代インフラの連携研究 NICT、NTT、NEC、KDDIらと議論
東京大学が、次世代サイバーインフラに関する領域横断的な連携研究のための組織を立ち上げた。設立シンポジウムでは、東大の五神前総長、NICTの徳田理事長、NTTの川添常務、山梨県の長崎知事らが登壇し、6G時代の社会について議論した。
[2021.10.06]
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<特集>宇宙通信で変わる未来
JAXA、光衛星間通信の狙い 1.8Gbpsで宇宙空間を高速ネットワーク化
JAXAは、光衛星間通信システム「LUCAS」を開発した。最大速度は1.8Gbps。膨大な数の衛星が宇宙空間にひしめく将来、衛星間通信のニーズも飛躍的に高まる。「いいタイミングで開発できた」と力を込める。
[2021.09.13]
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<特集>量子通信で変わる未来
量子インターネットとは? オール光のIOWNも候補に
量子コンピューターをつなぐ新たな情報通信基盤「量子インターネット」には、現在のインターネットとはまったく異なる技術が必要だ。NTTが2030年の実現を目指すIOWNが、有力候補となる可能性がある。
[2021.09.07]
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<特集>宇宙通信で変わる未来
ソフトバンクの“非地上”作戦 衛星通信がLTE並に、月500円以下のIoT向けも
ソフトバンクはHAPSや衛星を活用した通信サービスの展開を国内外で強化する。LTE並みの速度が出るブロードバンドサービス、月額500円以下のIoT向けサービスなど、従来の衛星通信のイメージを覆す。
[2021.09.06]
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<特集>宇宙通信で変わる未来
NTTが宇宙に行く理由「後追いで同じことをやっても意味がない」
宇宙ビジネスの時代、NTTに何ができるのか。NTTの答えは、「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」の構築だ。「宇宙というフィールドは新しいが、インフラ作りという意味では地上と同じ」と意気込む。
[2021.09.01]
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Wi-Fi/5G電波でつくる“第六感” Origin Wirelessがリードする無線センシングの可能性
Wi-Fi電波で人・モノの動きを検知するOrigin WirelessのWirelessAI技術。物理センサーが不要で、プライバシー侵害のリスクも軽減できるその特徴は、これまでの検知技術の課題を一掃できる可能性を持つ。
[2021.08.30]
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<特集>量子通信で変わる未来
量子暗号で世界をリード 激化する国際競争と日本の現在地
盗聴も解読も絶対に不可能な量子暗号通信。その開発競争でトップグループを走り、社会実装目前に達しているのが日本だ。“20年先”とも言われる量子インターネットの議論も胎動している。
[2021.08.27]
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<特集>ローカル5G NEXT
免許不要の5G「NR-U」実用化の可能性
2020年に標準化が完了した3GPPリリース16において、免許不要周波数帯(非免許帯)を用いる5G仕様として「NR-U(Unlicensed)」が策定された。米国を中心に実用化に向けた準備が始まっており、ローカル5Gにも大きな影響を与える可能性がある。
[2021.08.17]
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<特集>ローカル5G NEXT
大学発!ローカル5G最新研究 - AI車椅子、海面養殖DX、水陸両用車の自動運転
ローカル5G制度により、通信事業者以外にも解き放たれた5G技術。これを活用し、イノベーティブな研究に取り組む大学が全国各地に登場している。企業だけではなしえないユースケースの実現が期待される。
[2021.08.12]
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<特集>6G徹底解明
6Gの電波で世界を認知 “センサーレス”でセンシングの時代へ
6Gの無線は「超速い」だけでなく、物体や人の形状・位置を検出するセンシング能力も獲得する可能性がある。わざわざカメラやセンサーを設置しなくても、携帯電波で世界を把握できるようになるかもしれない。
[2021.07.29]
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<特集>6G徹底解明
6Gの上り通信の切り札「仮想化端末」とは?
6Gでは複数通信を“協調させる”必要も出てきた。複数のアンテナを1つに束ねて上り速度を向上させる「仮想化端末」や、代表となるデバイスだけが基地局と通信するサブネットワークの検討が始まっている。
[2021.07.27]
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<特集>6G徹底解明
6GでMIMOは分散型へ 異なる場所から複数アンテナが協調
5Gの要素技術の1つであるMassive MIMO。6Gでは「分散型」に高度化する。そのイメージは、舞台上の俳優が浴びる複数のスポットライト。複数アンテナが協調して高パフォーマンスを提供する。
[2021.07.26]
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<特集>6G徹底解明
夢の1テラ無線がやってくる 300GHz帯で“桁違い”の高速化
100Gbpsとも1Tbpsとも言われる6Gの超高速・大容量通信を実現するには、100GHzを超える高周波数帯「テラヘルツ波」の活用が不可欠だ。日本はこの領域を技術面でリードできる可能性がある。
[2021.07.15]
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<特集>6G徹底解明
6Gの電波は上空から 低軌道衛星やHAPSの商用化で実現
6Gでは、あらゆる場所で超高速通信が可能になる。その実現の鍵を握るのが、低軌道衛星やHAPSによる上空からのエリア化。2020年代半ばにも商用化されそうだ。
[2021.07.07]
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