特長は、「業界で初めてモジュール型構成を採用したことだ」(清川氏)。
現状では最大でRF入力数16、RF出力数32で8x8MIMO 双方向まで対応できるが、ここまでの大規模な構成は必要ないユーザーも多い。Vertexシリーズは必要な構成に応じてモジュールを追加できるため、2チャネルSISOのようなベーシックな構成から徐々に増設していくことが可能だ。規模だけでなく、対応規格の面でも、例えば10年後の6Gや20年後に7Gを試験したいという時になっても、本体はそのままモジュールを買い替えるだけで対応可能になる可能性がある。コストメリットや柔軟性に優れた製品と言えよう。