(左から)NTTコムウェア ネットワーククラウド事業本部 ソリューション営業部の藤岡実悠氏、同担当課長の高嶋新太郎氏
「所有」から「利用」へ──。PBXの世界でもクラウド化が進んでいる。
背景にあるのが、「働き方改革」の動きだ。昨今、働く場所が多様化しており、どこにいても内線通話を利用したいというニーズが高まっている。
とはいえ、導入する際には、どれを選べばいいか迷うのではないだろうか。
そうした企業にぜひとも使っていただきたいのが、NTTコムウェアのクラウドPBX「SmartCloud® Phone」だ。
SmartCloud® Phoneの主な特長が、NTTグループの交換機開発で培ってきたノウハウや知識を存分に活かしていることだ。
「ビジネス用IP電話の交換機をベースにクラウド化しているので、他社とは設計思想が根本的に異なります」とネットワーククラウド事業本部 ソリューション営業部 担当課長の高嶋新太郎氏は説明する。
具体的には、サーバーの二重化、データセンター内のネットワーク二重化などにより、交換機レベルの可用性・耐障害性を実現している。トラブルが発生しても即座に切り替わるので、通話に影響を与えない。このため、佐倉市役所や北海道ガスなど、重要な業務に電話を利用する自治体や企業にも導入されているという。
冗長化などの高機能にも関わらず、他社と同水準の料金体系を実現している。また、一般的なクラウドPBXは、ID数の上限が1000内線未満のケースがほとんどだが、SmartCloud® Phoneは数万内線まで収容することができる。
クラウドPBXを日常的に利用している企業では、様々な要望が生まれる。NTTコムウェアは自社開発という利点を活かし、機能追加で対応したり、工夫を凝らした提案を行い、迅速にお客様の要望に応えている。
一例が通話品質だ。クラウドPBXでは音声がデータセンターを経由することにより、音質の劣化や遅延が発生するケースが少なくない。SmartCloud® Phoneは、最短経路で音声通信を行う「メディアショートカット」方式により、自宅や外出先など様々な環境での使用が想定されるスマホ内線においても、固定電話に近い品質を実現する(図表)。
図表 メディアショートカット方式のイメージ
また、新たな取り組みとして、他社のWeb電話帳やグループウェアとのソリューション連携も進めている。今一番必要な機能を組み込むことで、ユーザーは常に新しい使い方ができる。さらに「将来的にはスマホ内線ならではの機能を企画し、お客様に新たな働き方を提案したい」とネットワーククラウド事業本部 ソリューション営業部の藤岡実悠氏は意気込む。
「クラウドPBXはどれも同じ」。そう考えている企業には、SmartCloud® Phoneで違いを実感してほしい。
※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud」ロゴは、日本国内におけるNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
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