ヤマハ YVC-200/CS-700AV 独自技術で高音質な遠隔会議を実現! 規模に合わせて最適な機種を選べる

オフィス以外の場所で働くことは今や当たり前となりつつある。そうしたなか、生産性向上を実現するにはWeb会議などの遠隔コミュニケーションが不可欠だが、「音」にまつわるトラブルや不満がつきものだ。しかし、ヤマハのマイクスピーカーを使えば、独自の音声処理技術により高音質な会議が可能。しかも、規模に合った機種を選ぶことができる。
(左から)ヤマハ 音響事業本部 事業統括部 SN事業推進部 国内営業グループの淺見紘太郎氏、同 主事の吉田智之氏

(左から)ヤマハ 音響事業本部 事業統括部 SN事業推進部 国内営業グループの淺見紘太郎氏、同 主事の吉田智之氏

 政府主導による働き方改革を契機に、労働環境を見直す企業が増えている。

 日本は長年、他の先進国と比べて生産性の低さが指摘されてきた。生産性向上には従来のように決められたオフィスに長時間拘束されるのではなく、時間や場所に縛られない柔軟な働き方が不可欠だ。そうした新しい働き方を容認する動きが、企業の間で広まっている。

 自宅やサテライトオフィス、シェアオフィスなど、オフィス以外の場所で働くことは、ICTの進化で以前よりもはるかに容易だ。

 例えば社内外とのコミュニケーション1つとっても、Web会議システムなどを活用すれば、同じ部屋にいるかのような臨場感あるやり取りも不可能ではなくなっている。しかし実際には、ノイズや途切れなど「音」にまつわるトラブルが後を絶たない。そこで、高音質を実現できるマイクスピーカーの需要が高まっている。

電源なしで最大10時間の連続通話 ノートPCと一緒に簡単に持ち運び


 ヤマハが2018年9月に発売を開始したポータブルスピーカーフォン「YVC-200」は、マイクとスピーカーの一体型で、1〜4人の小規模な遠隔コミュニケーション向けだ。スマートフォンやタブレットから遠隔会議に参加する場合でもストレスやトラブルのないやり取りを実現する。

 YVC-200は、専用ドライバーのインストールが不要なUSBと、Bluetoothの2種類の接続方法に対応し、ノートPCやスマホなどに接続するだけで快適なコミュニケーションが行える。また、ヤマハのマイクスピーカーとしては初めてリチウムイオンバッテリーを搭載しており、電源がなくても最大10時間の連続通話が可能となっている。

 手のひらに収まるコンパクトサイズで軽量のため、付属のキャリーケースに入れて、ノートPCなどと一緒に簡単に持ち運ぶことができる。

 最近はちょっとした会議や打ち合わせ場所として、会議室とは別にオープンスペースを設けるオフィスが増えている。YVC-200は収音範囲が最大2.0m(推奨1.0m)と限られているため、狭い空間でもノイズを拾いすぎることがない。「店舗や支店に導入すれば、本社とのやり取りにも最適です」とヤマハ 音響事業本部 事業統括部 SN事業推進部 国内営業グループ主事の吉田智之氏は話す。Bluetoothで接続すれば、電話回線を用いた音声会議も行える。

 ヤマハは中〜大規模Web会議向けに、ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム「YVC-1000」と、ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン「YVC-300」を提供している。

 このうちYVC-1000はシリーズ第1弾となる製品で、2014年5月に発売された。マイクとスピーカーがそれぞれ独立しており、スピーカーを内蔵した本体をディスプレイの前に置けば、話者の映像と音声の自然な一体感を醸し出す。

 1台につき3個のマイクを内蔵しているが、オプションの拡張マイクを使うと最大5台まで接続可能。通常の使い方では8〜10人程度の中規模会議向けだが、マイクを話者の前に置けば、「コ」の字型や「ロ」の字型にレイアウトされた数十人規模の会議にも対応する。

 YVC-1000は、ハンドマイクを2本まで外部マイクとして接続することもできる。音声は通話先だけでなくYVC-1000のスピーカーからも出力されるので、オンライン研修や遠隔講義といった用途にも適する。

 一方、YVC-300は持ち運び可能なサイズのため、設備のない部屋でも簡単に遠隔会議を始められる。4〜6人程度の小規模会議向けだが、オプションの連結ケーブルでもう1台つなぐと、10人ぐらいの会議にも対応する。

 このように対象規模がそれぞれ異なるYVC-1000/300/200であるが、共通しているのがヤマハ独自の音声処理技術を備えていることだ。

 具体的には、スピーカーの再生音をマイクが拾うことで発生するエコーを除去する「適応型エコーキャンセラー」、マイクで収音した音声からプロジェクターなどのノイズ成分を除去する「ノイズリダクション」、マイクからの距離や声量の違いによって生じる通話先での音量差を調節する「オートゲインコントロール」などを搭載する。これらの音声処理技術には、マイクで集めた音の中から人間の声だけを高い精度で判定する「HVAD(Human Voice Activity Detection)」が組み込まれており、音声とノイズを明確に区別し、話しやすく、聞き取りやすい、快適な音声コミュニケーションを実現する。

3m離れた参加者の表情も鮮明に お試しで他社から移行する企業も


 ところで、従業員の積極的なコラボレーションを促す目的から、オフィスの会議室は「ハドルルーム(4〜6人程度の小規模会議室)」が主流となりつつある。

 ヤマハが2018年3月に発売したビデオサウンドコラボレーションシステム「CS-700AV」は、ハドルルーム向けのマイク・スピーカー・カメラ一体型モデル。HDカメラは120°の広視野角に対応し、パン/チルトやズーム機能を使わなくても、テーブルの一番前の参加者はもちろんのこと、最大3m離れた参加者の細かな表情も捉える。USB 3.0接続時には、HD1080p・30fpsの高画質映像によるやり取りを実現する。

 音声については、4個のマイクおよび4個のスピーカーを内蔵。ヤマハ独自の音声処理技術のほか、「ビームフォーミング・マイクロフォン・アレイ」により参加者の声のみを追尾・収音し、話者に確実に音声を届けることができる。

 CS-700AVは、付属の金具で会議室の壁面に取り付けたり、オプションのディスプレイスタンドに設置して利用する。「会議室に常設しておけばセッティングの手間が省け、USBケーブル1本で手元のノートPCとつないで直ちに遠隔会議を始められます」とヤマハ 音響事業本部 事業統括部 SN事業推進部 国内営業グループの淺見紘太郎氏は説明する。机上に置くタイプと異なり、キーボードを叩く音や紙の資料をめくる音などを拾いにくく、より高音質なコミュニケーションを行えるメリットもある。

 CS-700AVは、ヤマハ・ユニファイド・コミュニケーションズ社と共同開発した製品。発表以来、北米や欧州などで予想を上回る需要が寄せられたため、国内では一時期、販売を見合わせたほどだという。

図表 YVC-200/300/1000およびCS-700AVの概要

図表 YVC-200/300/1000およびCS-700AVの概要
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 ヤマハがマイクスピーカー市場に参入したのは2006年と後発にあたる。しかし、優れた音声品質や充実したサポート体制など国内音響メーカーとしての強みを発揮し、現在の市場シェアは50%超とトップの座にある(富士キメラ総研調べ)。販売店経由で製品の無償貸し出しを行っており、エコーやノイズ、途切れのない滑らかな音質を実際に体感してから、他社製品からの移行を決める企業が少なくないという。

 マイクスピーカーは各拠点で同じメーカーのものを使うと、より安定したやり取りが可能になる。今回、YVC-200とCS-700AVが加わったことで「人数やカメラの有無など、会議の目的に合わせて選べるラインナップが完成した。ヤマハ製品で揃えていただければ、どこにいても高品質な遠隔会議を行えます」と吉田氏は手応えを感じている。

 自社の働き方を見直している企業には、ヤマハのマイクスピーカーをシリーズで使うことをお薦めしたい。

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