(左から)日本ソルテック 営業本部 営業部 担当部長の土田正仁氏とネットワーク・エンジニアの山崎聡士氏
今、無線LANを導入・刷新したい企業にお勧めしたいのが「クラウド管理型」だ。理由は、無線LANコントローラーの購入・構築作業の必要なしで、運用管理が圧倒的に楽になるからである。
「クラウド管理型の場合、クラウド上のコントローラー機能にWebブラウザでアクセスして設定するだけ。あとは拠点側で無線LANアクセスポイント(AP)にケーブルを挿してインターネットにつなげば、設定が自動で同期されます。いわゆる“ゼロタッチコンフィグレーション”を手軽に実現することができ、エンジニアが現地へ行く必要もありません」
こう説明するのは、Zyxel(ザイセル)社の総販売元を務める日本ソルテックの山崎聡士氏だ。
150カ国以上で販売実績を持つグローバルネットワーク機器ベンダーであるZyxel社は、クラウド管理型無線LAN「Nebula」シリーズを提供している。APだけではなく、スイッチやルーター/UTM機能を備えたセキュリティゲートウェイもラインナップしたクラウド管理型ネットワークソリューションで、クラウド上に設置された「Nebulaコントロールセンター(NCC)」から全国・全世界の拠点を統合管理できる。
NCC上では、デバイスの死活監視からトラフィック、APへの接続端末数まで、各拠点内のネットワークの様々な状況を可視化可能。セキュリティゲートウェイを導入していれば、ブラウザから数クリックで拠点間VPNを設定することもできる。もちろん各デバイスのファームウェアの自動アップデートも可能だ。
また、クラウド認証機能を標準で備えており、高価なRADIUSサーバーをオンプレミスで用意することなく、802.1X認証を実現できるほか、Captive Web Portal認証やMACアドレス認証などもサポートしている。
「Nebula(ネブラ)」シリーズ製品イメージ
クラウド管理型ネットワークソリューションは他にもあるが、Nebulaシリーズで特筆されるのは、3種類から選べる柔軟なライセンス体系だ。
特に人気なのがリミテッド・ライフタイム・ライセンス(LLL)と呼ばれる“買い切り型”。「クラウド管理型の多くはランニングコストがかかりますが、買い切り型ならライセンス費用を毎年予算化しなくて済みます」と土田正仁氏はその理由を説明する。
組織単位でポイントを購入・継ぎ足しながらライセンスを更新していく“ポイント型”も好評だ。デバイス毎にライセンスを更新する必要がなく、煩雑なライセンス管理から解放される。
3つめは“ライセンスフリー”だ。デバイス購入時に付いているポイントが切れた後も、基本的なクラウド管理機能は継続的に利用可能だ。
トータルコストもリーズナブルで、「コントローラーをオンプレミスに置く場合と比べて半分以下のコストで導入できる」と土田氏は自信を見せる。
このように柔軟なライセンス体系と優れたコストパフォーマンスが特長のNebulaシリーズ。クラウド管理型のメリットを享受する企業は、今後ますます増えていきそうだ。
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