働き方やコミュニケーションのスタイルが多様化しても、電話がビジネスコミュニケーションの軸であることには変わりがない。聞き間違いや聞き漏らしのない高品質な音声で通話できることは、本当に使いやすいUC環境を実現するうえで不可欠な要素だ。
その意味で、Skype for Business(SfB)/Office 365のユーザー企業からの注目が集まっているのが、Yealink社のIP電話機「T4シリーズ」だ。高品質な音声通話はもちろんのこと、7インチのタッチパネル画面を搭載したフラッグシップモデル「T48G-SFB」は、PC/スマートフォン等と同じように直感的な操作でプレゼンス管理や連絡先検索、予定表の表示などSfBの機能をフル活用できる。
日本では馴染みの薄いYealinkだが、その実力は侮れない。同社はSIP電話機の世界シェア(出荷台数、Frost & Sullivan調べ)でポリコムに次ぐ第2位。2009年に最初の電話機を発売してからわずか5年後の2014年にシスコシステムズを抜いた急成長企業なのだ。
Yealink国内総代理店で、数々のUC導入・構築も手掛けているクルーグで取締役・技術部長を務める深海健一氏は「他社と比べてダントツに高機能。電話機の枠を越えて、新しいビジネスのスタイルを創造できる製品だ」と話す。実は、クルーグは長年ポリコムの電話機も扱っており強みも理解しているが、その上で同氏は「Yealinkがトータルで優れている」と断言する。
最大の強みは開発スピードの速さだ。
現在、マイクロソフト認定電話機は3社が提供しているが「Yealinkが最初にSfBのインターフェースをそのまま実装している」。また、電話機で使えるSfBの機能の数でも競合製品を凌ぐ。
後発でありながら高機能な製品を提供できる理由はその開発体制にある。社員の半数が研究開発に従事しているため、SfBの進化に迅速に対応できるのだ。また、トラブル発生時の対応も迅速で「返事さえなかなか来ない他社と違って、1~2週間で修正してファームウェアが更新される」。
一方、後発ならではの強みとして、競合にはない機能も充実させている。
最たる例がセキュリティ機能だ。VPNクライアント機能や802.1x認証、SRTP(Secure RTP)通話にも対応。セキュリティを特に重要視する日本企業がYealinkを指名買いするケースもあるという。すでに国内6000名企業により採用され導入が始まっている。クラウドサービスのOffice 365/SfB Onlineを採用するに当たってセキュリティを懸念する企業にとって有効なソリューションになり得る。
もう1つ特筆すべき点が「開封後5分で通話できる」ほど設定が簡便なことだ。電話機をLANにつないでログインすれば、サーバーから自動的にデータを読み込み設定が完了する。各拠点に技術者を派遣する必要なく迅速に設置・展開できるため、SfBの導入・構築を担うインテグレーターにも好評という。
もちろん電話機の基本である音質も、TIA 920認定のOptima HD Voice機能により臨場感ある通話が可能だ。そして何より、“使いたい”と思わせる洗練されたデザインも魅力。クルーグによる日本語化も完了したことで、国内SfBユーザーからの人気もますます高まりそうだ。
※クルーグでは評価機の貸し出しを受け付けております。
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