イプスイッチ ジャパン WhatsUp(R) Gold 2017 適正価格と多彩な機能でコストを圧縮 ITインフラ監視の裾野を広げる

ITインフラ全体を監視する「WhatsUp® Gold」を提供するイプスイッチ ジャパンには最近、競合他社の監視ツールを使うユーザーからの問い合わせが急増しているという。「コストが掛かり過ぎるので、もっと安くできないか」という要望に対して、同社の関口敬嗣氏は「WhatsUp® Goldならコスト半減も可能」と自信を見せる。そんなことがなぜ可能なのか。
関口敬嗣氏

イプスイッチ ジャパン
ソリューション営業
技術責任者
関口敬嗣氏

 「圧倒的に価格が安い。でも高機能」

 イプスイッチ ジャパンでソリューション営業技術責任者を務める関口敬嗣氏が語るWhatsUp® Goldの特徴は単純明快だ。市場には、IT/ネットワークインフラを監視するための様々なツールが存在するが、同氏はその大半が抱えている問題点をこう指摘する。

 「監視ツールを利用しているお客様は過剰な機能にコストを払っている。『使いたい機能だけがほしい』というのが、監視ツールに対する最大のニーズと言える状況だ」

 インフラ監視の必要性は今、かつてないほど高まっている。業務システムのクラウド化が進んでいるが、それは、インフラを正常な状態に保ち、万一の障害時には迅速な復旧を行えることが前提になければならない。だが、一方でIT予算、人員はなかなか増えない。運用コストをいかに適正化するかは企業にとって重要な課題だ。そうした背景から、インフラ監視ツールの見直しを行う企業が増えている。

これから始める企業も必見! インフラ監視コストはなぜ高い?


 関口氏は、競合他社の監視ツールを利用する企業がWhatsUp® Goldに乗り換えた場合、「コストの半減も可能」と話す。なぜ、そのような大幅なコスト削減が可能なのか。その理由を述べる前に、インフラ監視のコストが増大してしまう原因を整理しておこう。

 冒頭で述べたように、機能が過剰なために監視ツール自体の価格が高いこともあるが、もう1つ大きいのが保守料金の高さだ。運用するのに高度な知識・スキルが必要なため「SIerのサポートなしでは導入も運用も行えないものが多い」。そのため高額な保守・サポート料を払う必要がある。

 また、一旦導入した後に監視対象を広げたり機能を追加したりすると、その都度ライセンスやオプションの購入に費用がかかる。

 こうした理由から、インフラ監視ツールはこれまでIT予算が潤沢な大企業が利用するものだった。幸いなことに、これまでは中堅中小企業がインフラ監視を行う必要性は低かったが、これからの時代はそうはいかない。今こそ、低廉なコストで利用できるインフラ監視ツールが求められているのだ。

 WhatsUp® Goldは国内販売20年以上の歴史を持つが、当初からこうした問題点を解決し、「予算の少ないお客様も導入しやすい価格帯にしてインフラ監視の裾野を広げる」ことをコンセプトに開発された。この「フェアプライス」のコンセプトこそが安さの秘密だ。

フェアで柔軟なライセンス サポートなしでも導入・運用可能


 WhatsUp® Goldはスイッチやルーター、無線LAN等のネットワーク機器からセキュリティ機器、そしてサーバー/仮想マシン、アプリケーション、ストレージ、クラウドまでITインフラ全体を監視し、管理者が必要とする情報を瞬時に把握できるように様々なかたちで可視化する。こうした監視・可視化ツールは一般的に、監視対象となる「ポート単位」で課金されるものが多いが、それではインフラ規模が大きくなるのに比例してコストも増大する。

 対して、WhatsUp® Goldの課金は「デバイス単位」だ。例えば、スイッチをポート数の少ない機種から多いものに入れ替えても、費用は1デバイス分のまま変わらないわけだ。

 さらにユニークなのが「ポイント制」のライセンスだ。基本的に「1デバイス=1ポイント」で計算し、使用するポイントの合計でライセンス価格が決まる。そのため、デバイスが減った場合に余ったポイントを他の用途に使いまわすことが可能だ。例えば、ネットワーク機器の死活監視のために監視ツールを購入し、後にサーバー監視が必要になった場合、他社製品では追加ライセンスを買わなければならないが、WhatsUp® Goldなら、ネットワーク機器の監視を減らして余ったポイントがあれば、それをサーバー監視に使うことが可能になる。「目的・用途に応じて柔軟に使えて、ライセンスのムダもない」のだ。

 もう1つ、導入・運用の簡便さも特徴だ。「今までとちがって導入・構築工数が大幅に削減でき、最小限のSIerサービスもしくはお客様自身で導入・運用できる」と関口氏。WhatsUp® Goldは導入後、自動的にネットワーク内のデバイスを検出する。その後、異常監視のための閾値やアクションの設定を行うが、これも予め用意されている項目やアクションライブラリーから選択するだけで使い始められる。

直感的にインフラ全体を把握 必要な情報を瞬時に呼び出す


 もちろん、安いからといって他社製品に比べて機能が劣っているわけではない。どころか、新バージョン「WhatsUpR Gold 2017」では可視化機能が大幅に強化された。イプスイッチはユーザーの要望を吸い上げるためにコミュニティ活動にも注力しており、「バージョンアップの度にお客様のリクエストを反映している」という。

 下の画面は、ITインフラ全体の状況を把握するためのマップ画面だ。新バージョンで、EMCとNetAppのストレージ、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureのクラウド監視機能も加わり、ITインフラ環境全体をひと目で把握できるようになった。

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ITインフラ全体の状況をひと目で把握できるマップ画面

ITインフラ全体の状況をひと目で把握できるマップ画面。異常が発生しているデバイスは赤色で表示。各アイコンをワンクリックするだけで詳細情報が呼び出せる

 このマップで直感的に全体の状態を確認。さらに、デバイスのアイコンをワンクリックするだけで詳細情報にもアクセスできる。無線LANに接続しているクライアントの状態まで確認が可能だ。異常が発生した場合のアラートも、アイコン色の変化ですぐに把握できる。

 さらに便利なのが、新機能の「オーバーレイ表示」だ。ワンクリックで必要な情報だけをフィルタリングして表示する機能で、例えば仮想デバイスのみ、ワイヤレス機器のみ、シスコOSの機器のみを強調して、各デバイスの依存関係とともに表示する。

 なお、このマップ画面は10分毎にポーリングで収集する情報を元に作られるが、トラブルシューティング時に特定の機器を集中的に監視したいような場合には、最大20モニターまでリアルタイムで監視、表示することもできる。

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特定のデバイスの状況をリアルタイムに表示する「RealTimeパフォーマンスモニタ」

特定のデバイスの状況をリアルタイムに表示する「RealTimeパフォーマンスモニタ」。トラブルシューティングの際に特定の機器を集中的に監視したいような場合に役立つ

 日常的な監視業務を効率化するこうした機能に加えてあと2つ、見逃せない特徴がある。1つがスケーラビリティだ。通信事業者から金融・製造、大学など、ネットワークの規模や業種を問わず導入・運用実績があり、「小規模から大規模まで様々な環境に対応できる」。新バージョンでは分散型の監視機能が搭載されており、リモートサイトで起きた問題を悪影響が及ぶ前にセントラルサイトで検出、対処することが可能だ。また、ポーリングエンジンを追加することで大規模環境にも対応することができる。

 2つ目はセキュリティだ。インフラ監視ツールが収集した情報がもしサイバー攻撃者の手に渡れば、その企業はまさに丸裸になってしまう。IPアドレスをはじめとする秘密情報を守るため、WhatsUp® Goldは暗号モジュールのセキュリティ要件に関する米国連邦標準規格に準拠している。検出したすべての情報はAES-256暗号アルゴリズムで暗号化して保存することが可能だ。

 WhatsUp® Goldなら、こうした多彩な機能を駆使して適性なコストでインフラ監視が行える。監視ツールの見直しを検討する企業だけでなく、これから監視をはじめようとする企業にとっても心強い味方になりそうだ。

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