企業ネットワーク最前線

SPECIAL TOPIC

フロントホールのO-RAN移行をテスト環境構築の面からサポートするキーサイト

提供◎キーサイト・テクノロジー株式会社 2022.01.07

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

フロントホールにおける無線アクセスネットワーク(RAN)の構築において、新たなトレンドとして脚光を集めているのがO-RANである。このO-RANはさまざまなメリットをもたらすが、一方で従来とはテストの考え方が大きく異なるのも事実。具体的にどのようなテストを行うべきか、テスト環境を構築する上でのポイントは何かを解説していく。

O-RAN構築時に実施すべきテストの種類とそのポイント同一ベンダーまたはベンダー群の製品で構成されたRANの場合、無線基地局全体を単体のエンティティとしてテストすれば十分だったが、O-RANによってマルチベンダー構成になると、それぞれのコンポーネントを個別に確認する必要がある。そのために必要となるのがコンフォーマンステストだ。

コンフォーマンステストでは、各コンポーネントを単独でテストし、必要な仕様を満たしていることを確認する。この際、すべてのプロトコル、機能をチェックするため、テスト機器によってエミュレートする必要がある。

 

図表2 O-RUに対するコンフォーマンステストで必要な環境
図表2 O-RUに対するコンフォーマンステストで必要な環境

 

その次に行うのが相互運用性テストだ。これにより、すべての要素が連携して動作することを確認する。

なおコンフォーマンステストと相互運用性テストではテストの目的が異なり、仮に相互運用性テストで問題がなかったとしても、コンフォーマンステストまでOKということにはならない。

コンフォーマンステストを実施する具体的なメリットとしては被試験デバイスを規定された機能の限界近くでテストできること、エミュレートによって機能が予期したとおりに動作しているかを確認できることが挙げられる。またネガティブテストを実行することで、アプリケーションが正しく機能していることを確認できることもコンフォーマンステストの利点で、これは相互運用性テストでは不可能だ。

このコンフォーマンステストを効率的に行う上で、欠かせないのがテストシーケンサーで、これを利用することで数百種類ものテストを自動化できる。

相互運用性テストを実施する際には、各種無線ユニットに対応し、さまざまな挙動をシミュレートできる広範囲の機能を備えたテストソリューションを選択したい。

O-RUとO-DU、そしてO-CUの通信に使われる、トランスポートネットワークのテストも必要になる。ここでのポイントは、高速でセキュアなデータ処理に不可欠になる遅延と速度のテストである。また時間誤差バジェットやネットワークスライシング、暗号化などのテストも重要となる。

トランスポートネットワークのテストで用いる機器に求められる要件はいくつもある。たとえば遅延テストにおいて、優先度の異なるトラフィックの混在をエミュレートできることや、広帯域幅と高速なコネクタ/ケーブルをサポートしていること、ラップアラウンド法を用いて遅延と速度の両方をテストできることなどがある。

ネットワーク性能の確認も欠かせないが、その際に意識したいのは多様なユーザー機器(UE)の存在である。

特に自動運転やスマートシティ、遠隔手術などへの適用が視野に入っている5Gでは、スマートフォンとは異なるデータ伝送要件がある。そこで有効なのがラップアラウンドテストによるUEエミュレーションであり、これによってネットワーク性能を効率的に確認できる。

ここまで解説したO-RANのさまざまなテストに利用できる、幅広いソリューションを展開しているのがキーサイト・テクノロジーである。また高度なサポートを受けることができる「KeysightCare」や測定器の性能を最高の状態で維持できるサービスもあり、安心してソリューションを導入できるのも同社のポイントである。O-RAN構築時のテスト環境の整備に不安を覚えているのであれば、ぜひ同社に相談していただきたい。

 

図表3 gNBおよびコアネットワークのテストをサポートする、
キーサイト・テクノロジーのポートフォリオ

図表3 gNBおよびコアネットワークのテストをサポートする、キーサイト・テクノロジーのポートフォリオ

 

なおキーサイト・テクノロジーでは、O-RANの構築やそのテストに役立つコンテンツをインターネット上で提供している。こちらもぜひ参照してほしい。

・O-RANを理解するための基本ガイド
https://connectlp.keysight.com/LP=28807?elqCampaignId=18452&cmpid=ASC-2101440&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

・O-RAN次世代フロントホールのコンフォーマンステスト
https://connectlp.keysight.com/LP=28805?elqCampaignId=18451&cmpid=ASC-2101439&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

・O-RANソリューション
https://www.keysight.com/jp/ja/cmp/2020/5g-o-ran-software.html?cmpid=ASC-2101438&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

 

<お問い合わせ先>
キーサイト・テクノロジー株式会社
URL:https://www.keysight.co.jp
E-Mail:contact_japan@keysight.com

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

スペシャルトピックスPR

Zscaler2112
EDR2112
juniper2112

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】ネットワーク
   未来予想図2022

<Part1>5Gは脱・黎明期? <Part2>5G-Advancedが来る
<Part3>L5G広域利用が前倒しへ <Part4>22年に始まる周波数再編
<Part5>周波数共用が3月に実用化 <Part6>5Gに超セキュア暗号通信

<Part7>IoT PLCで快進撃なるか <Part8>IoTイーサは2022年始動

インタビューアラクサラネットワークス 代表取締役社長兼CEO 保坂岳深氏 【ソリューション特集】「脱VPN」をイチから徹底解説 【ビジネス最前線】HAPSの未来はどうなる ほか

>>詳しい目次を見る

スペシャルトピックス

O-RANフロントホールのO-RAN移行を
テスト環境構築の面からサポート

従来とは大きく異なるO-RANテスト環境構築のポイントとは?

Juniper Virtual Summit for Japan 2021ネットワークの変革なしにDXは語れない 著名人が語るDXのポイント

東大・デジタル庁、ANA、デンソーらがエンタープライズDXを語る

アイティフォー中小企業こそEDRでの対策が重要
遅れを取らないサイバー攻撃対策法

中小企業が導入しやすいEDRソリューションとは?

ゼットスケーラーゼロトラストの前に必要な「オンプレミス脱却」をゼットスケーラーで!

現実的かつビジネス的なメリットのある移行への道筋を提供する。

Appgate SDPオンプレとクラウドを柔軟に防御
Appgate SDPでゼロトラスト加速

VPNの課題克服し、「ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)」実現

A10ネットワークス攻撃者の「武器」を理解せよ
A10が語るDDoS対策

第一人者が解説する「今知っておきたいマルウェアとDDoS脅威のトレンド」

アンリツ5G/ローカル5Gの電波干渉回避へ、
高まる時刻同期の重要性

アンリツの計測器「MT1000A」なら大丈夫な4つの理由

Japan Summitジュニパーが「Japan Summit」を
今年もオンライン開催!

テーマは「エンタープライズDX」を支えるネットワーキング

TP-LinkTP-LinkのメッシュWi-Fiルーター「Deco」 ISPも注目する強みとは

TP-LinkのメッシュWi-Fiルーターを採用するISP、オプテージが語る。

原田産業TSN時刻同期にGM200を選ぶ理由

高精度な時刻同期が必要な産業で、大きな支持を集める“高コスパ”なPTPグランドマスタークロックがある!

東陽テクニカ今こそ考える「GNSSに頼らない時刻同期」

5G、金融、産業ロボット…、求められるのがGNSSに頼らない時刻同期だ。

古野電気5Gモバイル通信を支える
“ナノ秒”時刻同期の世界

船舶で培ったGNSS技術を応用!
古野電気の高性能・高信頼受信機

ハイテクインター建設DXに屋外無線LANは必須
高信頼&高コスパWi-Fiを作業現場に

建設現場ならではの難条件も、簡単かつ安価にWi-Fiが導入可能!

セイコーソリューションズPTPもNTPも、通信も放送業界も
時刻同期ニーズに全方位対応

時刻同期ネットワーク構築の際に押さえるべきポイントを解説する。

丸文時刻同期の不安は“よろず相談所”へ

投資対効果に優れた安定的な時刻同期の実現に必要な製品提供から試験・測定まで、丸文がトータル支援

DPU注目の新デバイス「DPU」でデータセンターセキュリティはどう変わる?

NVIDIAなどが提唱するDPU。活用範囲の広さこそが最大の注目点だ。

沖縄ケーブルネットワーク「なんくるないさ、みんなも始めよう」沖縄ケーブルネットワークの挑戦

サードパーティ製光トランシーバーを採用してNWコストを劇的に下げる

DAACATV事業者は“意思決定”を
もう先送りしない

CATVネットワークのトラフィック対策の切り札「DAA」の課題が解消!

A10ネットワークスA10ネットワークスの現在と未来

米本社CEOや日本法人社長らがイベント「A10 CONNECT」で、ビジョンや今後の注力分野などを語った。

Communications Cloud大変革時代の通信事業者クラウド

新たな通信事業者向けシステムを、Salesforceの「Communications Cloud」で実現しよう。

BBB Spectrum100Gbps DCIのコストを半分に!
「光ファイバー波長貸し」という革命

圧倒的な低コストを実現したDCIサービス「BBB Spectrum」

Nuclias Cloudハイブリッドワークで課題が顕在化
今こそ企業NW運用をアップデート

コロナで現地設定は困難。そこで注目したいクラウドからのリモート管理

NetMeister Primeハイブリッドワーク時代が到来!
クラウド管理型NWの準備はいいか

遠隔からNW機器を管理したいが、コストはかけられない。そんな課題を解決

Ruijie NetworksRuijie Networksを
ハイパースケーラーが選ぶ理由

アリババやテンセントなど、「やりたいことを安価に実現」で支持拡大!

丸文データセンターネットワークを「モダン化」するには?

幅広いソリューションを揃える丸文に聞いた。

エヌビディアNVIDIAはネットワークから変える
AI/IoT時代のDCインフラとは?

次世代データセンターに向け、エヌビディアがNWアーキテクチャを刷新

日本ソルテック監視カメラ、施設や学校にも好相性 実運用に堪える無料のクラウド管理

クラウド管理型ネットワーク「Nebulaクラウド」が好評だ!

コムスコープ・ジャパン5G基地局の設置効率化に「ケーブリング改革」が不可欠な理由

超小型軽量の配線システムで、工事時間を従来の半分以下へ削減!

サードパーティ製光トランシーバーのはじめ方サードパーティ製光トランシーバーのはじめ方 

ブロードバンドタワー水落氏がサードパーティオプティクスの要点解説

ホワイトペーパー

アクセスランキング

tc202012
ローカル5G情報局

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2020 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます
当ウェブサイトはCookieを使用しています。閲覧を続ける場合、プライバシーポリシーに同意したことになります。